e-経営コンサルタント通信

■経営者のための健康情報通信

｜経営者のための健康情報通信 ・最新号｜

【経営者ための健康情報Vol.４２】

ここでは、経営者の皆様に役立つ健康（食生活）情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。

いよいよ８月、夏本番ですね。照りつける太陽にバテ気味ではありませんか。
先日、痛ましい事故が起こりました。保育園児が車内に置き去りにされ死亡したのです。
車内の温度はなんと５０度近くあったそうです。私も子供を持つ親としてこのような事故は本当につらいです。原因は熱射病。炎天下の中ではこまめに水分補給（スポーツドリンクなど）を忘れずにするようにして下さい。

先日、沖縄帰りの友人にゴーヤをいただきました。今でこそスーパーに見かけることの多くなったものの、あの苦味が苦手という方も多いのでは…
苦味は、果皮に含まれるモモルデシンとい成分で、血糖値や血圧を下げる効果のあると言われ、他にも、食欲増進作用や整腸作用のあることが認められています。また、暑さで弱った胃を刺激するため、夏バテ防止にも効果があると言われています。
　また、ゴーヤには、ビタミンCと葉酸、食物繊維が豊富に含まれています。ゴーヤのビタミンCは、加熱してもほとんど壊れず残っているため、夏の強い紫外線によるシミ・ソバカスなどの予防のためのビタミンC摂取にも最適なのです。
さらに、ミネラル類も豊富なので、疲労を回復・夏バテ防止に大いに役立つ野菜といえるでしょう。
ママ友の沖縄出身の方に聞いた簡単レシピです。

<ゴーヤーキムチ>
【材料】ゴーヤー1本、市販のキムチの素（瓶詰め）
【作り方】
1）ゴーヤーは縦割りにして中の綿と種をスプーンでこそげ取り、2〜3ミリ位 の厚みの半月状に切ったら水に30分程ひたしておく。
2）よく水を切ったゴーヤーをボールにとり、キムチの素をいれてよく混ぜれば出来上がり。
＊冷蔵庫で2〜3日置いておくのがミソ。かなり日持ちするので長く食べられます。苦さと辛さのバランスが絶妙。簡単なので是非お試しを。

ちなみに、にがうり（苦瓜）は、沖縄本島では「ゴーヤー」、宮古島では「ゴーラー」、八重山地方（石垣島や西表島など）では「ゴーヤ」、九州では「レイシ」「ニガゴリ、ニガゴイ」などとよばれています。

未来事業　管理栄養士　吉岡美保

【女性スタッフが注目する食品・癒し系グッズ！！】
「肩こりの対策」

厚労省の「国民生活基礎調査」によると、女性が自覚する健康問題のトップは肩こり。
冷房の利いたオフィスで長時間過ごす経営者や女性は、夏こそ肩こりに悩むという人も少なくないと思います。

一般に肩こりは首の周りの筋肉が過度に緊張し、血行不良が起こって自覚される、といわれております。その要因になりやすい「冷え」は大敵で、そのためには当然ながら体を温めることです。入浴、しょうが湯を飲む等の他「根本的な解決は正しい姿勢を心掛けること」という説があり意外に思いましたのでご紹介いたします。

それによると姿勢の崩れから首の周りの筋肉に負担がかかり、肩がこるのです。マッサージよりも体操よりも姿勢を正しくすることが一番の近道だとするのが、カイロプラクターの金本裕子さん（日経新聞より）。あごを引いて背筋を伸ばし、お腹を引っ込めた正しい姿勢が、首への負担を減らし腹筋と背筋を十分に活用するので血行が促進され、代謝が上がり、体温も上昇。長時間座りっぱなしの人はイスの背との間にクッションを挟み正しい姿勢をとりやすく、と勧めています。そのグッズとして空気を入れる枕が販売されています（￥1、８９０）。空気を抜けばどこにでも持ち歩けるので出張の多い社長さんに新幹線の中などいかがでしょうか。

未来事業株式会社　吉岡靖子