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■経営者のための健康情報通信
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|経営者のための健康情報通信
・最新号| |
【経営者ための健康情報Vol.40】 |
ここでは、経営者の皆様に役立つ健康(食生活)情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。 |
五月の終わり頃から6月のはじめにかけては「走り梅雨」の時期となります。
この時期には、日々の温度差から、腰痛を起こしたり、首を寝違えたりする人が多くなります。
6月中旬を過ぎて本格的に梅雨の季節に入ると、ますます湿気は強く蒸し暑い季節となります。湿気の影響を受けるのは、まず皮膚であり、次いで筋肉、関節、そして、体内に入ると胃腸にくることが多く、次に呼吸器系、腎膀胱系に及びます。
夏本番前に早くもバテてしまわない為にも、食生活をきちんと整えましょう!
夏野菜が出回っているこの時期、オクラやニガウリ、大葉、みょうが、ラッキョウ、モロヘイヤなどを気軽に毎日の食生活に取り入れたいものです。これらに共通しているのはビタミンが豊富であること、苦みやからみで清涼感を得られること。
大葉などには防腐効果もあり、この時期のお弁当には是非入れておきたいですね。
もうスーパーでかなり出ているスイカは、果肉の90%以上が水分であり、ビタミン類は少ないがカリウムが多く、腎炎や膀胱炎、高血圧にも効果を発揮。
暑い日の口当たりの良さはもちろん、熱を冷まし、暑さを忘れさせてくれる働きと利尿効果が高い。
我が家ではこの時期、これらのうちどれかは必ず毎日食卓にのぼります。夏野菜は生で食べたり、簡単にゆでたりするだけで調理が済むものも多いので、味噌汁にはみょうがをたっぷりちらして、おくらやモロヘイヤ、大葉は納豆と一緒にと。
梅雨のジメジメした時期を夏野菜を食べて、爽快に過ごしたいものですね。 |
未来事業 管理栄養士 吉岡美保 |
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「ウォーキング」 |
最近運動不足気味の私は、2ヶ月ほど前からウォーキングを始めました。通勤時に駅まで歩いたり(約1.5Km)、休日や主人の帰りが早い日は、一緒に近くの河川敷を歩いたりしています。
【正しいウォーキング】
(1)背筋を伸ばして普段より広い歩幅(身長×0.45が目標)で歩く。
(2)腕を大きく振り、腰をひねるようにして歩く。
(3)かかとから着地し、つま先で地面を蹴るように歩く。
(4)少し息が弾む程度の速度でリズミカルに歩く。
(5)1回15分くらいから始めて、慣れてきたら30分、1時間と増やしていく。
【ウォーキングによる効果】
(1)エアロビ効果で体脂肪を燃焼
糖分と脂肪を燃やすので、今話題のメタボリック予防に最適です。
(2)脳を活性化して老化を防ぐ
歩くことで、筋肉、腱、関節などの感覚器から刺激が脳へ伝達され活性化する。
(3)心肺機能の改善。血液の循環がよくなる
心臓や血管が発達して、酸素やエネルギー源を効率よく循環させるようになる。
(4)足腰が強化され筋肉の衰えを防ぐ
脚力の増強につながり、転倒などの予防に役立つ。
(5)生活習慣病の予防や改善
高血圧、糖尿病、動脈硬化、心臓病、脳卒中に効果がある。
(6)骨粗しょう症の予防
骨に適度な刺激が与えられるので、骨密度の減少を抑制する。
(7)ストレス解消
長い時間歩けば脳内麻薬を呼ばれる物質が分泌され、気分が良くなる。
ウォーキングの最大のメリットは、とにかく簡単に行えることではないでしょうか。ジムと違ってお金もかかりませんし、思いついたときに取り組めます。
毎日電車やバスに揺られてビルに吸い込まれる生活をしている方々、新緑が眩しいこの季節、青空を眺めながら風が運ぶ季節の香りを味わい歩いてみてはいかがでしょうか?また、水分補給はお忘れなく!朝は空腹により血糖値が低下しているため、何か軽く体内に入れてから行って下さい。 |
未来事業株式会社 静岡オフィス 稲葉 由香 |
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