e-経営コンサルタント通信

■経営者のための健康情報通信

｜経営者のための健康情報通信 ・最新号｜

【経営者ための健康情報Vol.３９】

ここでは、経営者の皆様に役立つ健康（食生活）情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。

五月晴れとともに、心地よい風を感じられる季節ですね。
しかし、会社で毎日頭を抱え難しい顔でため息ばかり…の方。
このため息もプラスに変える方法があるのをご存知ですか？
それが、ため息健康法です。
実はため息には体をリフレッシュさせる役割もあるのです。
日本ではマイナスイメージのあるため息ですが、気功の考えが浸透している中国では、「ため息をつくと体のなかの悪いものが出ていく」と体に良いものと考えられています。
ハーッとため息をつくと、その反動で自然と深くゆっくりと息を吸い込みます。そうすると内臓の動きが活発になり、血行が促進されます。しかも、全身に新鮮な酸素が行き渡り、心身ともにリフレッシュすることができるのです。

おそらくため息が出るのは、息を凝らして仕事をしているときではありませんか？　とくにデスクワークは前かがみになるので、呼吸が浅くなりやすいのです。この状態が続くと軽い酸欠状態になってしまいます。息を詰めたあとには、息抜きが必要。ため息をつかずに溜め込んだままにしておくと、ストレスが蓄積し、不安感や自信の喪失などのマイナス思考を引き起こします
そこで、ため息をつきましょう。上手な方法は、まず、肩の力を抜いて鼻から息をいっぱい吸って、口から「ハアーッ」と大きくため息を吐き出します。息を吐いたあとは、そのまま崩れるように体を前屈させるといいでしょう。

いかがですか。すぐにでも出来るこのリフレッシュ法。
実践することで、頭もすっきり、心も解き放たれた感じを受けます。
ため息を上手について、ストレスに打ち勝ちましょう！！

未来事業　管理栄養士　吉岡美保

【女性スタッフが注目する食品・癒し系グッズ！！】
「ナイトミルク」で快眠を！

「五月病」という言葉があるとおり、この時期、新入社員等を中心に、慣れない環境による緊張からか、不眠を訴える方が多いようです。

夜になると眠くなるのは、暗くなると脳の松果体から分泌・生成されるメラトニンの量が増えるからです。メラトニンは「睡眠ホルモン」とも呼ばれ、脈拍や体温、血圧を低下させる等、睡眠を促す作用があり、アメリカでは自然な睡眠を助けるサプリメントとして、売られています。（日本では未認可）

夜寝る前、眠れない時にホットミルクを飲むと、よく眠れると言われています。ベッドへ入る前に一杯のホットミルク・・・映画等で、そんなワンシーンを見た事がある人も、多いのではないでしょうか？これは、温かい飲み物によるリラックス効果もありますが、牛乳に含まれるメラトニン・メラトニンの生成を促すトリプトファンによるものなのです。

フィンランドやスイス、近年、日本でも注目されているのが、「ナイトミルク」と呼ばれる、夜間や暗い環境で搾った牛乳です。人間と同じく牛も、夜間に、より多くのメラトニンを分泌します。そのため、通常の牛乳よりもメラトニン等の量が３〜４倍もあり、より睡眠を助ける効果が高いと考えられているのです。

何と言っても、不眠を招くのは、不規則な生活と心のストレスです。牛乳のカルシウム成分やほのかな香りも、きっと心を和ませてくれる事でしょう。この「ナイトミルク」で、生活のリズムを取り戻し、健やかな日々をお過ごし下さいませ。

未来事業株式会社　アシスタントコンサルタント　直井　充江