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■経営者のための健康情報通信
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|経営者のための健康情報通信
・最新号| |
【経営者ための健康情報Vol.37 春野菜で健康いきいき!!】 |
ここでは、経営者の皆様に役立つ健康(食生活)情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。 |
今年は雪も降らずに、冬らしくない陽気が続いていましたが、花粉の飛散は例年よりも早いそうです。
娘の幼稚園でもマスク姿のママさん達が目立ち始め、子供達も風の強い日は、目が痒い、鼻水が出るなどの症状が出て、つらそうです。そういう我が家も、空気清浄機が欠かせない状態です。本来なら一年で一番良い季節。毎日の食生活で、食べ物からのパワーをもらって、春うららかな日にいきいきと過ごしたいものですね。 |
【春野菜で健康いきいき!!】
「菜の花」や「アスパラガス」「新玉ねぎ」「新じゃが」「せり」「タラの芽」などどれも春野菜と呼ばれるものです。
「菜の花」は、芽は種から出るのではありません。
根にある大きな株は秋に育ったもの。気温が上がった瞬間に、そこから破裂するように芽をふくのです。これがとうたち菜であり、菜の花なのです。雪解けを突いて出てくる山菜と同じように、その冬が寒ければ寒いほど一気に伸び上がるから、柔らかく、そして味が濃くなるのです。春を待ち焦がれた野菜だから、価値があるといえるでしょう。
このように春野菜は生命の息吹の香りがします。希望あふれる野菜とでもいいましょうか。
春野菜にはアルカリ性のものが多く冬の間に蓄えた脂肪を溶かし、ビタミンを補給してくれる優れものなのです。
苦味のある野菜には体の老廃物など悪いものを体外に出す効果もあります。
春野菜の代表格の菜の花はカロチンが多いです。カロチンは緑黄色野菜に多く含まれ免疫機能を強くする力をもっています。
どれも体にとって良いことづくめの春野菜。
春野菜を食べて大地の恵みのパワーをもらいましょう。 |
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■アボガドで美肌 効果
アボガドは世界一栄養価の高いフルーツです。
身体をを元気にしてくれる成分や美肌にはかかせない成分がたっぷり含まれています。脂肪分が多いので「森のバター」とも称されています。でもアボガドの脂肪分は、コレステロールを含まないので大変ヘルシーです。
(1)アボガドは肌を美しくするのに役立つビタミンEが豊富です。
ビタミンEは抗酸化作用があり老化防止・抗がん作用が期待されています。
さらに血行をよくする働きから、皮膚の新陳代謝を高め・シミやソバカスを防止する (ビタミンEは酸化しやすく熱にも弱いので、生で食べるのが効果的です。) また、アボガドにはビタミンCも含まれているので一石二鳥ですね。
(2)他にも血行をよくして細胞の老廃物の排泄を高め、余分な塩分を排泄して血圧を安定させ、 むくみを取る作用があるカリウム、腸の働きを活発にして便通を良くする食物繊維が豊富です。 また、ビタミンEが多く含まれ、不飽和脂肪酸の過酸化を防ぎ・老化防止・抗ガン作用が期待されます。
(3)ビタミンCやB群、カロチン、ミネラルがバランスよく含まれています。
特にナトリウムが少なくカリウムが多いので、高血圧の人にはおすすめできます。
アボカドのタンパク質にはトリプトファン・リジンという必須アミノ酸が多く、肝臓病予防にもなります。
食物繊維も多く含まれ、便秘の改善に役立ちます。高カロリーですので肥満の人は注意が必要です。
(3)このコエンザイムQ10は、私たちのカラダのあらゆる細胞や血液中にある成分なのです。
そして、もう一つ重要な働きは、体の酸化を防ぐ抗酸化作用。
コエンザイムQ10の抗酸化力は非常に強力で、細胞のエネルギー産生を高め活性酸素からカラダを守るため「抗老化の決定成分」とまで言われ、熱い視線が注がれているのです。
コエンザイムQ10は、加齢や偏った食生活、ストレスなどにより20歳前後をピークに減少していき、40歳前後から加速的に減って行くそうです。このコエンザイムQ10は、肌荒れ防止や老化防止等に役立ち、美肌づくりに貢献してくれるのです。
皆さんも、アボガドを食べていくつになってもきれいな肌を保ちましょう!! |
加藤 幸恵 |
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