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■経営者のための健康情報通信
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|経営者のための健康情報通信
・最新号| |
【経営者ための健康情報Vol.35 脳ドックを受けましょう!】 |
慶春
平素のご厚情を深謝し
皆様のご健康とご繁栄をお祈り申し上げます
本年も変わらぬご交誼のほど宜しくお願いいたします
平成19年 元旦 |
新年を迎えられていかがお過ごしでしょうか。
1月に入り、寒さもいよいよ本番になってきました。
寒さの厳しくなるこの季節に脳ドックを受けておくことをお勧めします。ご存じのように中高年の体を襲う深刻なトラブルの中に、脳梗塞があります。一度発症すると再発しやすく、生命に別状がなかったとしても後遺症が残りやすいなど厄介な病です。加齢に伴い危険度は増してきますが、さらに「寒さ・急激な温度変化・飲酒」といったマイナス要因も加わるのです。暖かい部屋で一杯飲んで寒いトイレ、浴室などに移動する時など、脳にとっては非常に危ないシーンがたくさん待ち受けているのです。脳ドックは脳が梗塞を起こしやすい状態にあるかどうかを、かなり詳しく調べてくれます。特に『無症候性脳梗塞』といって、小さな脳梗塞が存在しているのに症状が出ていない場合には、この脳ドックを受ける以外、まず発見の方法はないのです。用心するに越したことはありませんね。何事も体が主本です!
そして、全力で再建に立ち向かえられるようにしたいものです。
私自身も昨年第二子が誕生し、改めて食生活の重要さ、家族の健康を実感している日々です。これからも、食生活、健康にお役に立つ情報などをお届けします。
どうぞ、よろしくお願い致します。 |
未来事業 管理栄養士 吉岡美保 |
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【女性スタッフが注目する食品・癒し系グッズ!!】 |
■ベビー用品によるノロウイルス対策 |
昨年末より、ノロウイルスが猛威を振るっています。
このウイルスは、人間の生きた細胞の中でしか増えないため、研究も非常に困難で、ワクチンもなく、被害が拡大しているようです。また以前は、牡蠣を始め、二枚貝による食中毒が多く報告されていましたが、近頃は、二枚貝を食べていなくても、人から人、あるいは調理器具を介しての感染が増えています。
今回は、ノロウイルスの予防法について、ご説明致します。
まず、食品中のウイルスを失活化するためには、加熱処理が有効です。一般的に、食品の中心温度85℃以上で1分間以上の加熱を行えば、感染性はなくなるとされています。
また、人から人への感染を防ぐためには、何よりも手洗い・うがいの励行です。手洗い前には、爪を切り、指輪や時計も外しましょう。また、指先・指の間・手首・手のしわなどには、汚れが残りやすいので、特に念入りに洗って下さい。手洗い後のタオルを共用しない事も、重要です。
そして、調理器具などの殺菌には、次亜塩素酸ナトリウムが効果的です。(エタノールや逆性石鹸は、ノロウイルスに対し、余り効果はありません)
この次亜塩素酸ナトリウムは、インフルエンザウイルスなど、多くの細菌・ウイルスに有効です。(一方、結核菌や一部の真菌には、無効とされています)
使用にあたっては、いくつかの注意点があります。
まず、金属腐食性がありますので、消毒後、薬剤のふき取りを十分に行う必要があります。
そして、漂白作用もありますので、注意が必要です。
また、60℃以上の熱水では、成分が分解してしまいます。
酸と混合して使用すると、有毒の塩素ガスを発生しますので、絶対におやめ下さい。
なお、使用目的により、希釈濃度が異なりますので、必ず「使用上の注意」をよく読み、正しくお使い下さいませ。
最近は、ノロウイルスの影響により、薬局でも、消毒液などが品薄となっていますが、この次亜塩素酸ナトリウムを使用した製品としては、ミルトン液体タイプ(キョーリン製薬株式会社)など、ベビー用品もあります。効能は同じですので、これらの売り場も覗いてみてはいかがでしょうか?
例年、1〜2月がピークと言われるノロウイルスですが、しっかり予防して、2007年も、健康で明るく過ごしましょう! |
未来事業株式会社 アシスタントコンサルタント 直井 充江 |
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