|
|
■経営者のための健康情報通信
|
|経営者のための健康情報通信
・最新号| |
【経営者ための健康情報Vol.30 夏に注意!!食中毒】 |
ここでは、経営者の皆様に役立つ健康(食生活)情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。 |
7月に入り、いよいよ夏本番になってきましたね。
食生活では、食べ物が腐りやすく食中毒に気をつけなくてはいけない時期でもあります。
買ってきたお弁当や牛乳をついつい冷房が効いてる部屋だからといって、そのまま置いておいたりしていませんか。
食中毒の原因の90%は細菌やウィルスによって起こります。 |
【牛乳から食中毒発生!】
夏にピークを迎える食中毒。最近では、低脂肪乳を飲んで、下痢や腹痛を訴えた事件もありました。
食中毒菌には、病原大腸菌(牛、豚、鶏などの食肉、水など多種の原因食品)
サルモネラ菌(牛、豚、鶏などの食肉、たまごなどが主な原因食品)
腸炎ビブリオ菌(魚や貝などの海産物が原因食品)があります。
大阪を中心に起きた食中毒事件の低脂肪乳からは、黄色ブドウ球菌が出すエンテロトキシンAが検出されました。また、最近になって発生件数が増えてきたカンピロバクター・ジュジュ二/コリ(食肉や飲料水、牛乳などが原因食品)も注目されている菌です。 |
【O―157とは?】
正式には腸管出血性大腸菌O-157といい、病原大腸菌の一つです。
感染すると激しい腹痛とともに血便となることがあり、これはO-157がつくりだす「ベロ毒素」という強力な毒素が大腸を攻撃するために起こる出血です。
平成8年には「指定伝染病」に指定されたように、二次感染があるのも特徴である。過去の感染事例を見ると、原因食品は、貝割れ大根や水、牛肉、キャベツなど実に様々です。 |
【食中毒予防法】
厚生省のガイドラインでは、O-157は「75℃で1分間以上の加熱」で死滅すると言われています。
殺菌することはもちろん大切ですが、食中毒を防ぐには、食中毒菌を「付けない、増やさない」ことも大切。
・手を洗う。当たり前ですが、清潔を保つのは肝心なこと
・鮮度の良いものを選ぶ。買ったものはすぐ持ち帰り、すぐに冷蔵、冷凍をする
・作り置きはあまりせず、食べる分だけ作る。
食べる前に、においが臭かったり、見た目が変色したり、ねばねばしているようなら要注意です!!
口には入れずに捨てるようにしましょう! |
未来事業 管理栄養士 吉岡美保 |
|
|
【女性スタッフが注目する食品・癒し系グッズ!!】 |
歯も美白の時代 |
歯が変色する原因は、元々歯の色には個人差があります。歯の構造は表面を白いエナメル質で覆い、内側に黄色い象牙質、その中に神経や血管が通っています。特に、日本人は欧米人に比べ、表面のエナメル質が薄く、内側の象牙質が透けて黄ばんだように見えてしまいます。また、酸性食品であるお酢や梅干、レモン
はエナメル質を溶かしてしまうので、象牙質の黄色が目立ってしまうことがあります。しかし、一番はあらゆる物質の外側からの着色が原因です。コーヒー、紅茶、コーラ、ウーロン茶、赤ワイン等の色の濃い飲み物や、たばこのヤニが歯を変色させてしまうのです。 |
そこで歯を白くする原因はまず、今以上の着色を防ぐには飲食後、5分以内に歯を磨くことです。しかし、磨く際、歯磨き粉をたくさんつけてゴシゴシ磨くとエナメル質が削れてしまうので逆効果になります。また、汚れを取ろうとして、毛質の硬い歯ブラシで毎日強く磨きすぎると、歯ぐきが後退し、歯根がでてきて、冷たい物を食べるとしみる知覚過敏になり、虫歯にもなりやすくなります。変色してしまった歯を白くする方法としては、歯科医で薬品を使って白くする方法があります。これがホワイトニングと呼ばれるもので、歯を削ったり、負担をかけずに白くすることができます。費用や通院を考えると、ドラッグストアでも比較的安く歯の美白グッズが売られているので、注意事項をしっかりと守って試してみるのも良いでしょう。しかし、ホームケアでは限界もあるので、予防を中心にして、頑固な汚れやひどい変色は歯科医で診てもらうことをおすすめします。 |
加藤幸恵 |
|