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■経営者のための健康情報通信
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|経営者のための健康情報通信
・最新号| |
【経営者ための健康情報Vol.28 タラソテラピー】 |
ここでは、経営者の皆様に役立つ健康(食生活)情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。 |
穏やかな陽気が続き、芽吹きの春を実感できる季節になりました。
公園を散策していても、かれんに咲く野の花が目に付きます。 |
ようやく、つらい花粉の季節も終わりに近づいてきましたね。
しかし今年はなかなか春らしくならず、気温の変化が激しく体調を崩す人も少なくありません。とはいえ、春ですよ!家にばかり閉じこもっていないで、気分転換もかねて、外へでかけましょう!!
春の海、一番いい季節ではないでしょうか。
波の音を聞いているだけでも心が和みます。実はこれは、きちんとしたテラピー(therapeia)=「療法」になっているのです。
海がくれためぐみという意味で、ギリシャ語でthalasa=「海」とを併せた「タラソテラピー」というものです。
タラソテラピーは日本語で「海洋療法」と訳され、簡単に言えば海辺に滞在して、その景観を楽しみながら、海洋気候のもとで、海水、海藻、海泥を用いた様々な療法を行うという自然療法です。
タラソテラピーの効果としては1)病人の治療2)リハビリテーション3)予防医学(ストレス解消やリラクゼーションがあります。
島国で生活してきた日本人は、古くから海の“癒しの効果”をよく知っていました。
その一つが、春の潮干狩りなのです。冬ごもりで弱った生命力を海水に足をつけたり、潮風を吸い込むことによって、よみがえらせようというもの。潮干狩りではあさりやハマグリなどがとれます。春は、潮の満干が大きく、遠浅になるために貝類がとりやすく、しかも、味が充実していて美味になっているのです。
はまぐりは初夏の産卵期をひかえ、春が旬。身がぷっくりと厚みを増し、かすかな甘味をたくわえています。
冬の間は砂の中に深くもぐっていますが、陽気がよくなると表層に上がってきます。水管から液体を出しながら潮流にのると、一分間に全速力で一メートル位は動くそうです。
このはまぐりに秘められた馬力の素となる成分が、実は人間にも元気をつけ、成人病の予防にも役立つのです。
<はまぐりの栄養成分> カルシウム、亜鉛、鉄分などのミネラルが豊富、ビタミンB群、タウリン、グルタミン酸
<こんな方におすすめ> 血圧高めの方、動脈硬化予防、糖尿病予防、貧血予防、肝臓が弱っている方 |
未来事業 管理栄養士 吉岡美保 |
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【女性スタッフが注目する食品・癒し系グッズ!!】 |
お酢がカラダにいいことは有名ですが、中でも飲みやすくてバラエティーに富んだ“フルーツビネガー”が、いま人気上昇中!
フルーツビネガーは、リンゴや梅をはじめ、パパイヤ、イチジク、ブルーベリー、クランベリー、ゆず、白桃などなどたくさんの種類が出ています。お酢の酸っぱさが苦手という人でも、フルーツビネガーは飲みやすいです。 |
お酢の成分には有機酸が2%含まれていて、さらにその中にお酢のパワーの源「クエン酸」が含まれています。
けれどお酢に含まれるクエン酸の量はわずか0.2%。他のアルカリ性食品と比べても明らかに少ないけど、実はお酢の主成分である酢酸とその他有機酸のほとんどは、体内でクエン酸に変化するのです。
つまり、お酢を摂ればそのほとんどが、体内でクエン酸になってくれるということ!
【効果】
●エネルギーを燃焼させるメカニズムの重要な鍵となる成分。食べた脂質や糖質、たんぱく質をエネルギーに変換する燃焼メカニズム(クエン酸回路)の構成成分なので、ダイエットには欠かせない存在です。
●カラダの疲労原因といわれている乳酸を分解するためにも重要なものです。
【摂取方法】
水(ミネラルウォーター)で割るフルーツビネガードリンク。お酢が強すぎると胃を痛めてしまうこともあるので、最低でも5〜6倍に薄めて飲みましょう。
どうしても酸っぱさが気になる人には、低脂肪乳で割ることをおすすめ。8倍程度に希釈すれば、おいしいヨーグルトドリンクの出来上がり。市販のヨーグルトドリンクのような味になります。
キノコや豆類、肉類、魚類などをサラダにし、好みのフルーツビネガーで作ったドレッシングで。ローカロリー&エネルギー産生を増加させてくれる、ダイエットにぴったりのレシピです! |
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