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■経営者のための健康情報通信
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|経営者のための健康情報通信
・最新号| |
【経営者ための健康情報Vol.23 忘年会シーズン到来】 |
ここでは、経営者の皆様に役立つ健康(食生活)情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。 |
今年もあと一ヶ月。そろそろ、忘年会シーズン到来ではないでしょうか。
そこで、今回はお酒に関する知識を頭に入れていただいて、おいしく、体にやさしい飲み方で二日酔いを防ぎましょう。 |
<お酒の方程式と単位について>
アルコール分解にかかる時間=(180÷体重)×酒単位 |
酒一単位とは…ビール大瓶なら1本、ウィスキーならダブル1杯、日本酒なら1合、焼酎(25度)ならコップ1/2、ワインならボトル1/3 |
計算例:
体重60キロの人が、ビール1本と日本酒2合を飲んだ場合の分解所要時間は180÷60×(1+2)=9時間
夜12時に飲み終えていれば、お酒が完全に抜けるのは朝9時という計算になります。
アルコール分解速度には、多少の個人差があるので、平均値として考えましょう。 |
お酒を飲んだことで起こる肉体的、精神的に不快な症状を一般的に二日酔い、悪酔いといいますが、もう少しはっきり区別するならば、飲んだ後、比較的早い時間(血中アルコール濃度の高いとき)に起こるものが悪酔いで、血中アルコール濃度が低くなるか、ほとんど消えた翌朝になってもまだ見られる不快な症状を二日酔いとしています。また、お酒を大量に飲むと肝臓がアルコールを処理できなくなり、また、アセトアルデヒドもたまってきます。そうすると、吐き気、嘔吐、頭痛、胃痛、悪寒などの症状が起こってきます。さらに翌朝まで酔いがつづくほどの深酒となれば、アルコール性の急性胃炎、水分やミネラルのバランスのくずれ、血液中の乳酸や尿酸のふえてくる状態があらわれます。要するに、二日酔いは飲みすぎからくることと言えます。
二日酔いしない程度に飲酒を切り上げるのが一番ですが、同時に飲酒する時は空腹時を避け、肴には良質たんぱく質を(枝豆、豆腐)、胃の負担になる肴は避ける、タバコはできるかぎり制限する、などを心がけて今年を締めくくりましょう!! |
未来事業 管理栄養士 吉岡美保 |
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「ショウガ紅茶」
現代人の大半は、ストレスや運動不足などから、知らず知らずのうちに体に冷えをかかえているといいます。でも、その冷えが問題。体のなかに冷えがあると、代謝が活発に行われなくなり、体に余分な水分や脂肪、老廃物がたまりやすくなってしまいます。
紅茶の葉には、代謝を良くし、体を温めるテアフラビンという成分が含まれています。また、同じように、ショウガにも体を温める作用があります。この2つの食品を組み合わせたショウガ紅茶を飲むことで体が温まり、余分な水分を排泄することができ、肥満を防ぐことができるというわけです。ショウガ紅茶の方法は、いたって簡単です。 |
取り入れ方
(1)普通に入れたカップ1杯の紅茶に、すりおろしたショウガのしぼり汁(もしくはおろしたショウガをそのまま)小さじ1〜2杯を加え
て飲むだけ。1日に3〜6杯飲みます。
(2)甘味の欲しい人は、はちみつか黒砂糖を少し加えても大丈夫。基本的にはいつ飲んでもかまいませんが、効果の倍増を期待
するのであれば、最初の1杯は朝起きてすぐの食事の前に、もう1杯は入浴の前に飲むとよいそうです。ショウガはまとめてす
って冷蔵庫に保存すれば1日持ちます。また、小分けにして冷凍庫に保存すれば2〜3週間は持ち、便利です。
※ショウガがなければ、チューブのショウガでもかまいません。ショウガ これからの寒い季節。ダイエットの効果だけでなく、体を温めるという効果を期待して、ショウガ紅茶を飲んでみるのもよいかもしれません。
これからの寒い季節。ダイエットの効果だけでなく、体を温めるという効果を期待して、ショウガ紅茶を飲んでみるのもよいかもしれません。 |
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