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■経営者のための健康情報通信
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|経営者のための健康情報通信
・最新号| |
【経営者ための健康情報Vol.16】 |
ここでは、経営者の皆様に役立つ健康(食生活)情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。 |
朝晩の肌寒さも次第に緩み、ようやく春うららかな気候になってきましたね。しかし、同時にこの春から新しい環境になった人達は段々とストレスがでてきてはいないでしょうか。 |
先日、ニュースで“新任の教師が教室内で自殺”というショッキングな内容の報道がされていました。様々な悩みや過度の疲労、ストレスなどが
「未病」
(まだ病気にはなっていないが病気に向かっている状態)をまねき、発症すると歯どめがきかなくなって、ノイローゼから自殺に至ってしまうのです。 |
【食べ物でイライラを静める】
牛乳や海藻などのカルシウム摂取を心がけましょう。
また、とくにストレスが強いと、神経の興奮を静めるマグネシウムが失われますから、ほうれん草、ごぼう、白きくらげ、落花生などでマグネシウムを補給します。
疲労感が強い場合は休養をとり、油を使用した料理を控え、元気のもととなるビタミンB群やビタミンEなどを多く含むうなぎや豚肉などを食べるようにしましょう。 |
【食生活を見直す】
栄養バランスがとれていれば完璧な食事かというと実はそうとも言えません。「食べ方」が心や体の健康に大きく影響することもあるのです。慢性疲労を感じる人の多くが「孤食」や「ながら食い」「早食い」しやすいとの調査結果もあります。
栄養バランスがとれていても、良く噛まないで食べたのでは、体に負担をかけることになり、肥満や生活習慣病の原因となることがあるので、せめて食事の時間はゆったりとした気持ちで摂ることを心がけてみて下さい。 |
未来事業 管理栄養士 吉岡美保 |
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一年で最もよい季節とされている5月は旅行にも最適ですね。のんびり旅行気分も結構ですが旅というのは交通機関による移動が伴います。そのことが健康に悪い影響を与えることがあるのをご存知でしょうか。 |
そうです。飛行機の「エコノミー症候群」はすっかり有名になり近頃ニュースにもなりませんが、実際には成田空港で日に何人もの症例が報告されており、これまでわかっただけでも25人も死亡しておられるそうです。血流が悪くなりできた血栓が心臓に移動することで死に至るわけで、水分をとったり軽い運動をすることで予防できるそうです。 |
そこまでいかなくても旅行や出張中は時間に追われ、あわてて急激な動作をしたり、また逆に同じ姿勢を長時間続けるということが、腰に大変負担がかかるのです。実際ぎっくり腰のように急激に痛みがきたり、ゆっくり悪化し鈍痛になって腰痛持ちとなってしまったりします。症状は軽度のものから順に以下のように分類されています。 |
1.下肢の痛みや痺れ、下肢に力が入らない(歩きにくい)などの症状を起こします。
2.ちょっと歩くと下肢がしびれて歩けなくなり、前かがみで数分休むとまた歩けるようになる(馬尾性間欠跛行といいます)という症状を引き起こすこともあります。
3.重症の場合は、排便・排尿がうまくできなくなります。 |
旅行する人も出張が多いビジネスマンも腰痛には十分注意することです。決して「たかが腰痛」などとあなどらないで、早めに医者の診断を受けましょう。 |
未来事業株式会社 吉岡 靖子 |
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