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■経営者のための健康情報通信
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|経営者のための健康情報通信
・最新号| |
【経営者ための健康情報Vol.11 年末に向けて胃腸を大切に】 |
経営者の皆様に役立つ健康(食生活)情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。 |
早いもので今年もいよいよ終わりですね。12月といえば何かと忙しく、体調もくずれがちになります。
特に、忘年会などで飲み食いする機会が増え、胃の荒れることが多くなります。 |
胃の不調の背景には、ストレスによる暴飲暴食など、食生活の乱れがあります。
本来人間は、体が要求した量を食べると満腹感を感じ、食欲もストップします。ところが、ストレスがあると自律神経が乱れ、体は必要以上の量を欲しがるようになります。そして、満腹なのに食べ続けたり、イライラした気持ちを紛らわすために食べるようになります。食べ過ぎが続くと、消化しきれなかった食べ物が胃に溜まり、胃酸が過剰に分泌される一方で、胃壁を守る粘液の分泌が少なくなったり、胃腸の蠕動運動が鈍くなります。その結果、胃痛や胃もたれが起こるというわけです。 |
食べ過ぎで胃が重いときは、渋みを感じるくらい濃く入れた温かいウーロン茶を飲むと、すっきりします。ウーロン茶には、脂肪分を吸着し、体外に排泄する効果があります。
食欲が出てきたら、まず消化のよい食べ物から始めます。
キャベツ、じゃが芋や山芋などの芋類、卵、豚肉、牛乳などが良いでしょう。特にキャベツと芋類は、胃の炎症を抑え、消化を助けるので、胃の不調の改善にはぴったりです。
調理の際は必ず加熱して下さい。ウーロン茶で煮るのも良いでしょう。温かい料理を食べると体が温まり、血液の循環が良くなるので、胃腸の働きを回復させるのに役立ちます。 |
いずれにしても、ご自身の体です。
体と良く相談しながら、「腹八分目」にすることが胃を健康に保つ一番の秘訣です。 |
未来事業 管理栄養士 吉岡美保 |
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