e-経営コンサルタント通信

■経営者のための健康情報通信

｜経営者のための健康情報通信 ・最新号｜

【経営者ための健康情報Vol.７・体調管理をしっかりと！】

ここでは、経営者の皆様に役立つ健康（食生活）情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。

私達の体は皮膚の血管を拡張し、汗をかいて体の熱を放出することで体温調節を行っています。汗をかかないと、これらの働きをつかさどる自律神経の機能がにぶくなります。そのうえ、温度の低い室内と暑い戸外を出たり入ったりすると自律神経が混乱して、調節機能がうまく働かなくなるためにだるい、疲れやすいといった症状が現れるのです。
暑い日は冷たいものが欲しくなりますが、とり過ぎはいけません。
胃腸を弱らせ、消化力を低下させるばかりか、体を冷やしすぎて免疫力まで低下させてしまいます。
夏の飲み物には緑茶やコーヒーがおすすめです。体を冷やす作用があるので、ホットで飲むと胃を温めながら、体のほてりをとってくれます。しっかりと汗をかくことは、夏の体調をととのえるだけでなく、秋を健康に過ごす大切な要素です。
シャワーですまさずに湯船にゆったりと入って新陳代謝を高めましょう。汗をかいた後は必ず水分補給を忘れずに。
また、睡眠は消耗した｢気・水｣の回復に欠かせません。疲労を感じたらまずは寝て体を休めることにしましょう。

未来事業　管理栄養士　吉岡美保

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今年の夏は異常現象が多いですね。6月に台風が襲来、本土上陸としては異常な早さで、その後も次々に台風が来ていつのまにか梅雨が明け、つい最近の新潟と福井の集中豪雨による大洪水。何といっても記録的な猛暑で東京の39.5℃には参りましたね。そこで被災地の方や炎天下で頑張る経営者の健康にとって何よりも大事なことは水分補給です。
日本は水に恵まれている、と思い込んでおりましたらいつのまにか水は「買う」時代となり、「おいしい水」「ミネラル水」はては何十万も出して浄水器まで買わされる。これも異常ではないでしょうか。
そこで水道水がまずい、というのは最早常識ですので今回のお薦めは「Ｈ2Ｏ」つまり水は水でも近くのお店の浄水した水を容器を購入することで何回もらっても無料という「おいしい水」の紹介です。
これは逆浸透膜ろ過システムにより，味を損なう不純物が除去される「水販売機」を備えたスーパーで専用ボトルを購入するだけで毎日ろ過された美味しい水が手に入るというもの。勿論その店にとっても十分メリットがあるわけですが，使いきりのペットボトルではすぐなくなるし，非常用にとってあるとしても古くなっては何にもなりません。新鮮な「おいしい水」をふんだんに使って今では，ご飯を炊くときやジュースを作るとき，煮物なども「だし」のうまみが溶け出しやすい「軟水」のためにおいしくなるそうです。
難しい話はよくわかりませんが，何よりもびっくりしたのは，水道水に含まれる塩素やカルキを除去するには煮沸すればよいということは常識でしたが，短時間の煮沸だけでは逆に塩素に含まれる発ガン性物質であるトリハロメタンの濃度を高めてしまう可能性（最大4倍にも）があり，最低１０分以上の煮沸が必要だという恐ろしい話なのです。煮沸しても蒸発しない物質や水道管の汚れやさび等は残留してしまうので決して安全ではないということ。お店側の宣伝も多少入ってるとは思いますが，そんな訳で今や販売機の前に毎日並んでせっせと家に運んでいます。