末来が誇る 「5つの経営支援事業」、収益改善支援
 末来が誇る 「5つの経営支援事業」/収益改善支援、資金調達支援、不良資産の処分、ビジネスモデルの変革支援、事業承継支援
ミライトワ
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件名:  ★ 受注から造注へ! ★





    ★ホームページで確認:  http://www.mirai-j.co.jp

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1.『受注から造注へ!』       吉岡 憲章  
2.『品質保証を忘れないで欲しい!』  野間 広実     
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おはようございます!

 30年続いた平成の時代に別れを告げて、今日から令和の時代を迎えました。
この新しい時代が、中小企業の経営者の努力が報われるような年代になること
を目指して頑張ってまいりましょう。

 さて、皆様は自社の経営改善や成長のために日々一生懸命頑張っておられる
でしょう。こうやったら売上が伸びるのではないか、ムダがなくなるのではな
いか、皆のやる気が出るのではないか・・・。

 売上が伸びない、受注が取れないと悩んでいる多くの経営者は、その理由を
“業界自体の景気が悪いから”とか“大口顧客からの受注が低迷しているから”
と考えています。そのことはその通りの部分もあり誤りではありませんが、こ
の心底には“仕事は天から降ってくる”意識が潜在的に存在しているのです。

 そこで大事なことは“受注とは待っているものではなく、造り上げること”
つまり受注から造注へと頭の中を切り替えることです。
では“受注⇒造注”への切り替えはどのようにすれば実現ができるのでしょうか。

 創業して数年というできたての企業は別として、10年以上の歴史を持つ会社
で、売上が停滞している場合の多くは、今のビジネスモデルが陳腐化してきた、
ということ原因となっているでしょう。

 したがって、新規顧客を開拓しようと思っても、商品やサービス自体がどこに
でもあるわけですから、これまで付き合っている取引先を変える必要もないので
す。

 参考までに、私の体験事例をここで説明しましょう。

 大分前のことになりますが、私は実践的経営コンサルになるために、紙の上で
なく実経営を体験する必要性を痛感し、電気製品工場を創業しその地域一番の工
場にまでなりました。始めのうちは受注型の下請工場でした。

 受注型から造注型にするために、どのようにすれば良いのかをいつも考えてい
ました。何かヒントがないかと、電気店チェーンの店主と会話をしてみました。
 店主は「電気店では展示商品の万引きが多発し、その損害が店の売上高の数%
を占めるほどもあり利益の足を大きく引っ張っているので困っている」というこ
とでした。

 この電気店の悩みを解決する方法を一生懸命考えました。展示品に本体の警報
器と線でつながっているセンサーを貼り付け、万引きされると警報器のサイレン
が鳴る商品を開発しました。

 その“万引き防止器”を電気店でテストをしたところ、その瞬間から万引きが
なくなりました。他のチェーン店でも早速試したところやはり万引きが全くなく
なったということでした。

 その電気店チェーンは全店ですぐに採用しました。それを知った秋葉原電気
街全店、日本橋電気街全店、さらに全国の電気店に設置されるようになりまし
た。実は私が開発した商品なのです。

 現在では、このコイル状のワイヤーの先についたセンサーを展示商品に張り
付けた“万引き防止器”が電気店のみならず、他の商店に当たり前のように見
られます。当時は生産が追い付かないほどの受注が続きました。
 
 これが、注文を造りあげる、つまり“造注”ということで“仕事は天から降
って来ない 造るもの”ということなのです。

          【代表取締役 経営プロデューサー 
                  吉岡 憲章 経営学博士(Ph.D.)】

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       ★☆★品質保証を忘れないで欲しい!★☆★ 
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 先日、スズキ自動車が202万台のリコールをするとの記事を読みました。内容
を確認すると、完成検査での測定データの書き換えが3710台、試験環境を逸脱
して検査した台数が8722台になった、自社の検査体制に信頼性がないとのこと
のようです。

もう少し詳しく読み込むと、完成検査でブレーキ、ハンドル、速度計、ライト
などで、決められた手順で検査せず本来不合格のものを合格にしたり、一部を
省略していた不正があったとのことです。

 例えば、ブレーキの制動力では、複数の検査員が検査機器で不合格と判定さ
れた車両を合格としてチェックシートに記載して、再検査しなかったそうです。
無資格者により完成検査が行われていたことも明らかになっています。教育期
間中の人が検査をして、検査員の印鑑を押していたとのことです。

 自動車会社の品質管理は厳しいもの、と思っている私などにすればビックリ
です。メーカーの品質管理は、決められた手順通りに生産活動を実施し、完成
したものが基準内に収まっていることを確認し、これによって製品の品質を保
証するものです。この一連の品質保証システムが構築され、厳正に運用されて
いるからこそ信頼され、購入していただけるのです。
 
 建築においては、レオパレスの施工不良が問題になっています。内容を確認
すると、屋根裏の界壁がなかったり、隙間があったり、天井の耐火性に問題が
あることが指摘されています。図面通りに施工していない、仕様を勝手に変更
している等の原因があるようです。

 これも驚きです。住宅は建築基準法等に則って、建築確認の認可を取り、申
請通りに作るということがルールです。本件は、ルール違反も甚だしいと言わ
ざるを得ません。

 品質保証はどうなっているのでしょうか。仕様を変えるなら適切な設計変更
があり、責任者の承認があるはずです。検査はどうなっているのでしょうか。
社内では工程ごとにチェックが入るはずですし、完成検査は当然です。

 消費者は、メーカーを信頼して発注しています。それは、間違えないものを
提供してくれることを信じているからです。即ち品質保証です。品質は、メー
カーが自ら作り上げた生産システムの中で作りこまれていくものです。

このことは、中小企業の仕事でも同じです。自社の誇る仕事を愚直にやりきる
ことによって、お客様に満足いただける品質を提供していきましょう。
    
              【未来事業 中小企業診断士 野間 広実】
   
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   ┏━┫    吉岡憲章 主宰 未来経営塾のご案内        ┣━┓
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 私「常識破りの経営プロデューサー」吉岡憲章が多くの修羅場で、陣頭に
立ち指揮をとり続けてきた実体験に裏づけされた独特の解決手法を伝授します。
         
◆テーマ:「未来事業が目指す事業承継とM&A」

  第一部 中小企業のための事業承継とM&A
   
  1. 事業承継台風が襲う
  2. 会社の将来に夢を託せない
  3. 後継者のいない社長の悩み
  4. 中小企業の事業承継に対するM&A仲介業者の問題点
  5. 未来事業が目指す中小企業のためのM&A

       講師: 経営プロデューサー 吉岡 憲章 経営学博士(Ph.D.)

  第二部 未来流ならではの事業承継とM&Aの成功事例について

  事例1.企業買収でとても融資が下りない案件を実現させた
  1.既存の借入6億円+買収資金4億円で金融機関も腰が引けていた
  2.「事業性の評価」をきちんと打ち出してメインバンクの承諾を取り付ける
  3.会社買収後 連結ベースで増収増益を実現して快進撃中
 
  事例2.本来ならば会社も社長も破産の案件を私的整理で乗り切った 
  1.大幅な債務超過、過大な借入しかも社長が高齢で会社の承継者がいない
  2.メインバンクの協力を得て会社も社長も「破産」しないスキームを策定
  3. 公的機関を利用して「破産」を回避して「私的整理」で乗り切った

                講師:  常務取締役 松本 長久

 また、ご希望の方には、塾後に個別に無料経営相談を開催いたします。

◆日時: 5月17日(金)16:00〜18:00

◆受講料:3,000円 

◆場所:永谷フリースタジオ 新宿 

◆住所:東京都新宿区歌舞伎町2-45-5 新宿永谷ビル8F
              
◆お申込みページ: http://www.mirai-j.co.jp/orderf.htm

◆詳細ページ: http://www.mirai-j.co.jp/sikinguri_seminar.htm
  
     ◆――――◆今月(5月)のホームページ◆―――――◆     

 □経営の羅針盤
『事業承継のあり方!』『ひと儲けをたくらむ悪徳コンサルタントにご注意!』
  
 □経営者のための健康情報
『春野菜で体をデドックス! 』『春野菜を食べて大地の恵みのパワーを!』

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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル5F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】 hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】 http://www.mirai-j.co.jp
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