┏┿ 儲かる会社にしようじゃないか! ━━━━━━━━━ 2015/1/14 ━┓
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     ┌╂┘元気・やる気・利益┌╂┘Vol.722  総発行部数  118,167 
                【吉岡憲章経営プロデューサーレポート】
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INDEX
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1. 未来事業の経営指導は「利益確保に直結」するのだ  吉岡 憲章
2. “サンクスコスト”について            山田 喬
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 新年も第2週目に入りまして、すでに正月気分も一掃されたことと思います。
でも、今年初めて会った方には『明けましておめでとうございます!』

 私ども未来事業の今年の経営スローガンは『“利益貢献”と“活路”の追及』
です。

 これは、私どもが経営改革をお手伝いするにあたって、とにかくクライアント
の“利益確保に直結”するような支援をすることに徹しようということです。
 
 世の中で経営コンサルタントと言われる人は2万人とも3万人とも言われますが、
ほとんどは“一般論や概念的”程度のことしか言いませんし(言えませんし)逆
に“数字的”なことを並べて、指導したつもりになっています。

 言い換えますと“経営教”のお経を唱えているようなもので、それを聞かされ
ている経営者にとってみたら“そんなことは分かっているわい、どうすりゃあ
利益が出るんか?!”と言ってみたくもなるでしょう。

 私たちは“お経”ではなく、このシナリオでこのようなやり方をすれば“利益
に直結”する、そんな指導・支援技術を徹底的に追及しよう、ということです。

 さらに、経営者は利益面で自社が追い込まれてきますと、周囲が壁や絶壁に囲
まれ絶望感にさいなまれるようになります。いかに厳しい状況に追い込まれても、
それを打開できる“活路”は必ずあります。これがいつも申し上げています『常
在活路』ということです。

 でも、この活路は当事者である経営者にはなかなか見つからないのも事実です。
そこで、私どもが一緒に活路を見出すお手伝いをして“再生・成長への道を開く”
支援に徹しようということです。


 さて、今回は当社における営業・収益力アップの切り札である当社のシニアコ
ンサルタント山田 喬が“サンクスコスト”について語ります。

★★★“サンクスコスト”について★★★
 
 企業経営者がよくおちいる危ない心理状態に「サンクコスト効果(Sunk Cost
Effect)」というのがあります。

 「サンクコスト」とは経済用語で埋没原価(回収不能原価)のことです。何か
の理由で機械装置等の廃棄がなされた場合、その取得原価の一部または全部が回
収不能となってしまいます。その回収不能となった原価、機械償却の未償却残高
を埋没原価といいます。

 もう少し、分りやすく日常的な例で言いますと、私が3,000円でチケットを買
い、音楽会に出かけたとします。ところが、クラシック好きには耳慣れない現代
音楽風の演奏で、自分の好みに合わないことが開演後すぐに分りました。しかし、
プログラムの最後は、よく知っている題名の曲で、しかも、好きなフルートを中
心とした曲目となっていましたので、ひたすら1時間50分を我慢して最後の曲
目を聞いたところ、これがこの演奏会の中で、もっとも自分に合わない東洋風の
演奏法とかで、ついに堪えかねて席を立ったとします。

 この場合、サンクコスト(埋蔵費用)は最初の5分で席を立てば、3,000円のチ
ケット代+5分がサンクコストになりますが、この例のように1時間50分我慢をし
ていたとすると、3,000円+1時間50分がサンクコストになります。

 このときの、私の心理状態を分析してみますと、先ず、大枚3,000円を支払っ
たチケット代がもったいないという心理と、どこかで自分の好きな曲目が演奏さ
れて元が取れるのではないかという期待が、このような行動をとらせたものと思
われます。

 しかし、その期待もむなしく、結果として、最悪の選択をしてしまったことに
なります。すでに支払ってしまったお金を諦めるのは勇気がいることですが、判
断を遅らせることによって、すでに失っている3,000円に加えて、貴重な時間を
むだにすることになります。

 このように、損失が連鎖し、増加する傾向は、私どもがお手伝いしている経営
の現場でもよく見られます。例えば、十分なマーケッティングを行わずに、新規
出店を行った場合、何らかの事情で人の流れが変わってしまった旧繁華街の比較
的大きな店舗等、撤退したほうがよいと分っていても「せっかくここまでやっ
てきたのだから」とこれまで投資してきたお金と努力が失われることを惜しむあ
まり、撤退の時期を失し、会社全体の経営がおかしくなって、赤字化してしまう
ケースがよくあります。投資金額が大きければ大きいほど、努力した期間が長け
れば長いほど、この傾向は強まります。

 そこで、私は店舗や事業から撤退する判断の基準として、次のような計算をす
ることをお勧めしています。先ず、そのベースとなるのは、当該店舗別・部門別
の収支計算ですので、それを実行する必要があります。

その結果、
 ケース1 店舗(部門)営業損益+減価償却費+本部管理費<0 (赤字)の場合、
      即、撤退を検討
 ケース2 店舗(部門)営業損益+減価償却費+本部管理費>0 (黒字)だが、
      店舗(部門)経常損益<0 (赤字)の場合、即撤退する必要はないが、
      1〜2年で経常損益を黒字化する実行可能性の高い店舗経営戦略を作成
      するとともに、より利益率の高い店舗(部門)への転進を検討
ということになります。

 ただし、撤退の場合、注意しなければいけないのは、撤退店舗の人件費に見合
うだけの人件費削減を全社で行うこと。これが全社収支を改善するための、必須
条件となります。

 余計なことですが、私のまわりにいる、長年付き合っていても、結婚するわけ
でもなく、いないとなんとなく寂しいという理由で、なかなか別れられない、い
わゆる「ズルズルカップル」にも「サンクコスト効果」の原理をあてはめてみた
くなります。(参考文献:池谷裕二著『ココロの盲点』)

               未来事業 シニアコンサルタント 山田 喬
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いかがでしたか?

 経営者ならどなたでも経験があると思いますが、新事業や新店舗は“始める”
ことは簡単ですが“やめる”ことは難しいですね。「せっかく始めたのだから」
とか「こうすればまだ続けられるはずだ」という思いが強いから、なかなかやめ
る決断ができないでズルズル・・・。やめるタイミングを間違えることで結局、
損失金額は莫大なものに膨れ上がってしまうというようなことがサンクスコスト
というのです。何事も“引き際が大事”ということです。
  
 私たちは具体的にどうやって収益力向上を図ればよいのかという“活路”を見
極めて、皆様の事業成長・事業再生さらには事業承継のために全力でお手伝いを
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                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】


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◆住所:東京都新宿区歌舞伎町2-45-5 新宿永谷ビル8F
              (JR新宿駅西口から徒歩7分)
   
    お問い合わせ先:03-3367-8732 (担当:松本 塩島)

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◆今後の日程:2月12日(木)16:00〜18:00

   では会場でお会いできることを楽しみにしております! 吉岡 憲章
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