┏┿儲かる会社にしようじゃないか!━━━━━━━━━ 2014/4/16 ━━┓
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     ┌╂┘元気・やる気・利益┌╂┘Vol.685  総発行部数  129,856
                【吉岡憲章経営プロデューサーレポート】
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INDEX
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1.再びトヨタ生産方式”について 吉岡 憲章
2.考察伊勢神宮の式年遷宮”   山田 喬      
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<%Name%> 様
 おはようございます!
 経営プロデューサー 吉岡憲章です。ご存知“常識破りの再建請負人”です。

 さて、当メルマガの先々週号(683号)にて、トヨタ自動車の創始者である豊
田喜一郎氏をモデルにしたリーダーズというテレビドラマが放映されたことか
らトヨタ生産方式について書いてみました。

 時期を同じくして、日経新聞の今月の「私の履歴書」は喜一郎氏の長男の正一
郎氏が執筆をされています。ということで、どういうわけかここのところトヨタ
が流行っていますので、トヨタ生産方式(TPS)について考えてみることとし
ます。

 トヨタ生産方式の基本的な考え方は「徹底したムダの排除による原価低減」で
あり、その実現のために“ジャスト・イン・タイム”と“自働化”を二本柱とし
ています。

 “自働化”は単に自動機を動かすということではなく、何か問題があったら知
らせる機能を持ったようなニンベンのついた“自働化”です。そして“ジャスト・
イン・タイム”はその日本訳の通り“丁度・間に合う”ということで、早くも遅
くもなく“丁度”間に合うということになります。(略してJITと言ってます)

 ということは、まさに「在庫」を徹底的に少なくすることをポイントとしてい
るのですね。TPSの焦点は、この“在庫”を徹底的に少なくすることが、ムダ
をなくし収益力を改善することです。

 在庫を持っていると、その金額の15〜20%もの管理費、利子などの不要なコス
トがかかるのですね。例えば、在庫を1億円持っていますと年間15〜20百万円もの
お金をドブに捨てていることになるのですね。

 トヨタ生産方式の導入は「中小企業では難しい」という声も聞きますが、まず
過剰在庫の削減に焦点を合わせた経営に転換するという考えになれば、決して難
しいことではないと思います。

 何もやらずに“ウチではムリだ”というような考え方を、まず「在庫を減らす
ために在庫の棚卸を毎月やろう」というようなところから始めたらいかがでしょ
うか?

 これからもムダを省きもっと収益力を向上させなければ生き残れないでしょう。
そのためにもぜひ私どもを活用してください。かならず、大きな前進が得られま
すから。 

 さて、今回は当社における営業・収益力アップの切り札である当社のシニアコ
ンサルタント山田 喬が“伊勢神宮の式年遷宮”の意義について語ります。

★★★伊勢神宮の式年遷宮★★★

 3月21日春分の日に、昨年10月式年遷宮が行われた伊勢神宮を参拝しました。
伊勢神宮遷宮の創始は、西暦690年、持統天皇4年とされています。その後、
室町・戦国時代の124年間の中断はありましたが、ほぼ20年に一回の遷宮が行
われ、昨年10月2日(内宮)、10月5日(外宮)で行われた遷宮は、第62回になる
そうです。

 1323年間永々として伝承されてきたこの歴史的祭祀は日本の文化としてわれわ
れが世界に誇れる遺産ではないでしょうか。そこで、日本神道については、全く
の素人ではありますが、式年遷宮の意味を新谷尚紀氏の著作『伊勢神宮と三種の
神器』をベースに、述べさせていただきます。

 伊勢神宮の造営は、持統天皇の都であった藤原京の造営と対応するものでした。
政治の中心である天皇の都(藤原京)と祭事の中心である天照大神の神宮(伊勢
神宮)がほぼ同一緯度に位置していることがその関係を示しています。持統天皇
は、第41代の女性天皇ですが、父は大化改新を断行した天智天皇、夫は壬申の乱
に勝利し、律令体制による天皇制国家を創始した天武天皇です。持統天皇も天武
天皇を助け、律令制国家の形成に多大の功績を残しています。

 当時、日本は強大な中華帝国唐の文化圏にありました。唐は南北軸を中心とし
た世界観を持っており、この世界観に基づいて、持統天皇も夫天武天皇陵を藤原
京の真南に、父天智天皇の陵墓を真北に造営しています。同じく、伊勢神宮の社
殿も南北軸で造営されていますが、そうした中にも、古来の伝統的な太陽信仰で
ある東西軸の世界観による二十年周期の定期的な東西平行移動、つまり式年遷宮
が行われている意味に注目したいと思います。

 この式年遷宮の行為を新谷氏は「東西軸の呼吸運動として」継承されていると
表現されています。私見ですが、20年に1度の遷宮により天照大神は「動き続け
る神さま」になり、われわれ日本人の心の中で、生き続け、呼吸する神様になっ
ているのではないでしょうか。

 では、式年遷宮はなぜ20年に1回行われるのでしょうか。諸説がありますが、
定説はまだないそうです。その代表的な説は以下のようなものです。

1、常若(とこわか)説 つまり神宮の木造萱葺き社殿の神聖性と清浄性を保ち
  続けるために、およそ20年で老朽化する社殿に代えて新たな社殿を建替えす
  るのだという説。
2、朔旦冬至(さくたんとうじ)説 暦法の「十九年七閏」に注目した説。
3、倉貯積糒(ほしい)廿年対応説 古代の新社殿造営の財源に充てられる税が
  二十年間貯蓄するよう規定されていたことによる説 
4、造営のための技術継承という説 
5、古代天皇の一代一宮対応説。

 このようにいろいろの説がありますが、新谷氏によれば「いずれもその可能性
は認められるが、逆にいずれも決定要因ではない。遷宮の意味は多義的なのであ
り、であるから伝承力も根強い」ということです。私は、この説の中でもっとも
適切かつ重要な説は「常若説」だと思います。

 神宮のような建造物や人間にライフサイクルがあるように、企業にもライフサ
イクルがあります。それを一般的に表わしますと、創業→成長期→発展期→成熟
期→衰退期→危機期→倒産になります。このライフサイクルから抜け出し、皆様
の企業を永続させるためには「企業の式年遷宮」が必要ではないでしょうか。
それは、世代交代・事業継承の時期に思い切った事業再生、経営体質改革、成長
戦略を導入し、企業を「常若」の状態に維持することです。

 更にその時期に過去・現在・未来をつなぐ、太く、強い絆が存在することが重
要なように思われます。企業永続の「キーワード」は改革による「常若」状態を
維持することと、その中でも、太く、強い絆が存在すること。これが「企業永続」
の鍵になることを私は確信しています。

               未来事業 シニアコンサルタント  山田 喬
               ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 いかがでしたか?

 式年遷宮について、チョッと“ものしり”になりましたね。こうやってそれぞ
れの発祥からいわれまで勉強するのは楽しいことでもありますね。
 式年遷宮を参考にして、私たちの会社もマンネリ経営や停滞経営から抜け出す
ために、少なくても「こころの遷宮」をしなければならないですね。

 どのような事態になっても、わが社を守るのは経営者の姿勢と言えましょう。
ぜひ、“あとの祭り”とならぬように経営改革を断行しましょう。

 さて、中小企業にとっては厳しい環境の中で収益力向上のために、具体的にど
のようにすればよいのか、私たちが皆様の会社の成長・再生のために全力でお手
伝いをいたします。
ご遠慮なくお問い合わせください。

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 私「常識破りの経営プロデューサー吉岡憲章」が多くの修羅場で、陣頭に立ち
指揮をとり続けてきた実体験に裏づけされた独特の解決手法を伝授しましょう。

シリーズの第1弾として12月「印刷業の生き残り戦略」続いて1月に「製造業」
を行いました。2月に「建設業」生き残りのための具体策を中心に分かりやすい
経営塾を行いました。3月からの第2弾シリーズは5月で最後となります。

          〈経営塾後、個別のご相談コーナーも予定しております〉

■『事例に基づく 業種別生き残り戦略シリーズ 第2弾』
   
◆日程:5月8日(木)16:00〜18:00

◆内容:『建設業の生き残り戦略 パート2』
 
◆講師:第一部  西山 太郎 公認会計士      
    第二部  吉岡 憲章 経営プロデューサー
◆受講料:3.000円
        ・但しメルマガの購読者または経営会員の会員様
        ・一般の方は5.000円となります。

◆会場:永谷フリースタジオ 新宿 

◆住所:東京都新宿区歌舞伎町2-45-5 新宿永谷ビル8F
              (JR新宿駅西口から徒歩7分)
   
    お問い合わせ先:03-3367-8732 (担当:松本 塩島)

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  では会場でお会いできることを楽しみにしております! 吉岡 憲章
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