┏┿ 儲かる会社にしようじゃないか!━━━━━━━━━ 2014/3/26 ━━┓
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     ┌╂┘元気・やる気・利益┌╂┘Vol.682  総発行部数  127,701
                【吉岡憲章経営プロデューサーレポート】
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INDEX
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1.受注から造注への転換を提案する   吉岡 憲章
2.経営者保証に関するガイドライン   西山 太郎      
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 おはようございます!
 経営プロデューサー 吉岡憲章です。ご存知“常識破りの再建請負人”です。

 3月も残すところあと僅かとなりましたが、多くの企業が決算月を迎えますし、
来月からは消費税が8%に増率するのですから、色々と多忙を極める1週間となり
ますね。

 さて、弊社が再生支援をするにあたって特に指導要請の多い業界の一つに「印
刷業界」があります。
ご承知の通り、印刷業界をとりまく経済環境は大変厳しいものがあります。それ
は“構造不況”と言ってもよいくらいです。

 企業も個人も紙ベースの印刷離れが進んでいるために、業界全体の出荷額がこ
の10年で70%まで縮小し、これからもその傾向が続くであろうということが、不
況の原点にあります。

 その上、業界全体の3/4を凸版印刷と大日本印刷の超ガリバー企業をはじめとし
た大手企業27社で占めており、中小企業2万6千社で残りの1/4を奪い合っているの
ですから、その厳しさは理解できますね。

 さらに、設備のデジタル化浸透に伴って技術的・品質的な優位性が出しづらく
なっているのです。したがって、どこで印刷をしても出来栄えにあまり差がなく
なっているのですから、激烈なコスト競争が展開されているわけです。

 付け加えますと、印刷というものはほぼ完全な受注産業なのですね。注文主の
言うとおりの納期と数量を厳守しなければなりませんが、他の製造業と比べて比
較にならないほどガンジガラメにされています。先に印刷をすることも、まとめ
て印刷をしておくこともできないというように「自由裁量がほぼゼロ」と言って
も良いくらいです。

 そこで、印刷業界の中で生き残っていくためには、まずこの受注産業から一歩
前に進んで「造注産業」にしようと提言しています。単に“印刷作業”だけでは
これまでのようなガンジガラメの受注産業から抜け出ることができません。

 “お客様が儲かるために印刷を核として何をすればよいか”という観点で取組
むことです。顧客に代わって“顧客管理”を行うとか“より売れることにつなが
る企画提案”・・・・というようなことをすることによって“注文を造る=造注
産業”に脱皮することができるのです。

 この考え方は、印刷業だけではなくて受注型業種の全てに共通することだと思
います。ぜひ“受注⇒造注”への転換を考えてみたらいかがでしょうか。

 さて、今回は中小企業の経営者の支援の一助となるであろう「経営者の連帯保
証」について “ゴッドブレイン”(神の脳)と称され“常識を超えた会計士”
として、破綻の瀬戸際に立たされた多くの企業を救っているわが社の切り札であ
る西山太郎公認会計士が語ります。

★★★経営者保証に関するガイドラインについて★★★

 平成25年12月5日に経営者保証に関するガイドライン研究会から「経営者保証に
関するガイドライン」とそのQ&Aが公表され、平成26年2月1 日から適用されて
います。現状の場合、中小企業では借入に際して経営者保証が借入の絶対条件と
もなっていますので、その内容につき見ていきましょう。

〜経緯等〜

経営者保証は、経営への規律付けや信用補完として資金調達の円滑化に寄与する
面がある一方で、経営者による思い切った事業展開や、早期の事業再生等を阻書
する要因となっているなど、保証契約時や履行時等において様々な課題が存在し
ます。これらの課題を解消し、中小企業等の活力を引き出すため、中小企業等、
経営者、金融機関共通の自主的なルールとしてこのガイドラインが策定されまし
た。

このガイドラインは、主に経営者保証に依存しない融資の促進、経営者保証の契
約時の債権者の対応、既存の保証契約の適切な見直し、及び、保証債務の整理等
について規定しています。なお、このガイドラインには、法的拘束力はありませ
んが、自発的に尊重され違守されることが期待されています。

以下は、その概要です。
1.経営者保証に依存しない融資の促進について

 経営者保証に依存しない融資の促進のために、中小企業等に
   1.法人と経営者との関係の明確な区分・分離
   2.財務基盤の強化
   3.財務状況の正確な把握、適時適切な情報開示等による経営の透明性確保
    が求められます。

2.経営者保証の契約時の債権者の対応について

 やむを得ず保証契約を締結する場合には、金融機関に保証の必要性等の説明や
 適切な保証金額の設定に関する努力義務が求められます。

3.既存の保証契約の適切な見直しについて

 既存の保証契約を見直す場合には、中小企業等に、法人と経営者との関係の明
確な区分・分離が求められ、金融機関には、保証の必要性等の説明や適切な保証
金額の設定に関する努力が求められます。また事業承継時には、中小企業等に、
経営者が交代することによる事業の影響を説明することが求められ、金融機関に
は、保証契約を後継者に当然に引き継がせないこと、及び前経営者の保証契約の
解除について適切に判断することが求められます。

4.保証債務の整理について

 保証債務の整理について、主たる債務との一体整理を図る場合で、主たる債務
について準則型私的整理手続により整理するときは、保証債務の整理も原則とし
て、準則型私的整理手続により整理することが求められます。
 保証債務の整理の際の経営者の経営責任について、金融機関は一律かつ形式的
に経営者の交代を求めず、経営者が引き続き経営に携わることに一定の経済合理
性が認められる場合には、これを許容することが求められます。

 また、保証債務の履行の際に経営者の安定した事業継続、事業清算後の新たな
事業の開始等のため、一定期間の生活費等に相当する額や華美でない自宅等を経
営者の残存資産に含めることを検討することが求められます。
 保証債務の一部履行後に残存する保証債務の免除について、一定の要件を満た
す場合には、金融機関に誠実に対応することが求められます。

 このガイドラインにより債務整理を行った保証人の情報は、信用情報登録機関
に報告、登録しないこととされています。

5.その他

 経営者保証に依存しない融資の促進のために、法人と経営者との関係の明確な
区分・分離の状況や財務状況の正確な把握、適時適切な情報開示について、外部
専門家(公認会計士、税理士等) による検証とその結果の開示が望ましいとされ
ております。

強制力のないガイドラインですが、これに謳われているような取扱が広く根付く
ことを切に期待するものです。
※ガイドラインの詳細は、日本商工会議所及び全国銀行協会のHPをご覧くださ
い。

                   未来事業・公認会計士  西山 太郎
                 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 いかがでしたか?

 これまで、厳しい経営を強いられている経営者の頭の中にあるのは「連帯保証
をしているために万一の場合どうしようか?!」という恐怖感で一杯です。
 今回のテーマである「経営者保証に関するガイドライン」によって、少しは救
われる経営者の方もおられるのではないでしょうか。


 さて、このような最悪の事態にならないためにも収益力を向上させましょう。
私が主宰します“未来経営塾”で「業種別生き残り戦略シリーズ」を行っていま
す。生き残りのための具体策が中心で分かりやすい経営塾と大勢の方に喜んでい
ただいています。

 去る3月6日に行いました「印刷業の生き残り戦略パート2」は、3月15日発刊の
“印刷ジャーナル”で紹介されましたので、ぜひご高覧ください。

 今後は 4月3日(木)・・・製造業パート2 
     5月8日(木)・・・建設業パート2
     6月5日(木)・・・印刷業パート3   を予定しております。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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 私「常識破りの経営プロデューサー吉岡憲章」が多くの修羅場で、陣頭に立ち
指揮をとり続けてきた実体験に裏づけされた独特の解決手法を伝授しましょう。

シリーズの第1弾として12月5日「印刷業の生き残り戦略」続いて1月9日に「製
造業」を行いました。2月6日には「建設業」生き残りのための具体策を中心に分
かりやすい経営塾を行いました。引き続き3月6日より第2弾が始まりました。

          〈経営塾後、個別のご相談コーナーも予定しております〉

<お申込み受付中> 

■『事例に基づく 業種別生き残り戦略シリーズ 第2弾』
   
◆日程:4月3日(木)16:00〜18:00

◆内容:『製造業の生き残り戦略 パート2』  
   
◆講師:第一部  吉岡 憲章 経営プロデューサー    
    第二部 石黒 和男 シニアコンサルタント

◆受講料:3.000円
        ・但しメルマガの購読者または経営会員の会員様
        ・一般の方は5.000円となります。

◆会場:永谷フリースタジオ 新宿 
◆住所:東京都新宿区歌舞伎町2-45-5 新宿永谷ビル8F
              (JR新宿駅西口から徒歩7分)
   
    お問い合わせ先:03-3367-8732 (担当:松本 塩島)

    詳細ページ: http://www.mirai-j.co.jp/sikinguri_seminar.htm
    お申し込み: http://www.mirai-j.co.jp/seminar_form02.htm
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5月以降の内容は是非ホームページでご確認の上お申込みください!

■『事例に基づく 業種別生き残り戦略シリーズ』
   

◆日程:5月6日(木)16:00〜18:00 〜建設業の生き残り戦略・パート2〜

   詳細はコチラ⇒ http://www.mirai-j.co.jp/

  では会場でお会いできることを楽しみにしております! 吉岡 憲章
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 □吉岡憲章のコラム 
『消費税アップの前景気で4月売上減に要注意!』『利益創出は未来事業にお任せを』
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『インフルエンザの予防には何がよい?』『R-1乳酸菌入りヨーグルトと果物!!』
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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル5F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】 hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】 http://www.mirai-j.co.jp
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