┏┿ 儲かる会社にしようじゃないか!━━━━━━━━━ 2014/2/19 ━━┓
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     ┌╂┘元気・やる気・利益┌╂┘Vol.677  総発行部数  118,882
                【吉岡憲章経営プロデューサーレポート】
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  ★「未来経営塾」業種別生き残りの戦略シリーズは『印刷業』パート2!★

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INDEX
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1.企業成長のための“三本の矢”・・・・吉岡 憲章
2.“経営はスピード”の意味するもの・・山田 喬
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 おはようございます!
 経営プロデューサー 吉岡憲章です。ご存知“常識破りの再建請負人”です。

 先週に引き続いてこの週末は東京に何十年ぶりというほどの大雪が降り、東京
人としてもちょっと雪に慣れてきた、なんていう感じもしてきました。
 一方、はるか彼方のソチでは、一時はどうなるかと思ったほど期待はずれの連
続でしたが、少年達も中高年も頑張っている姿を見せてもらい感動しましたね。
 彼らの頑張りが日本の成長にもつながっていってくれると思うと嬉しいです。

 “成長”と言いますと、アベノミクスの“三本の矢”が言葉として定着し、今
は“三本目の矢”である“成長戦略”に入っています。そしてこの6月には“四
本目の矢”としての“新成長戦略”が発表されるようです。

 ところで、企業にとっての“成長のための三本の矢”というのがあります。

一本目の矢・・・“経営理念、経営ビジョン”です。売上至上主義でいくのか、
     利益を追い求めるのか、当社が存在する価値は何なのか、などという
     ことを明確にすることです。
二本目の矢・・・“ビジネスモデル”です。成長するビジネスになっているのか、
     利益をどこで確保するかを明確にしているか、付加価値が取れる商売
     か、などということですね。
三本目の矢・・・“人財育成”です。上記の矢がそれぞれしっかりしていても、
     実際に行動をするのは経営者、幹部、社員ですね。成長にチャレンジ
     する社風やそれぞれの意識革命をすることですね。

 中小企業の経営者にとっては、毎日のやり繰り(特に納期と資金)に忙しくて
とてもそれどころではないという心境の方も多いと思います。
 しかし、大事なわが社を伸ばすも縮めるのも社長のこころ次第でしょう。時に
は、目を先に向けて方向付けの修正をすることも大事な社長の仕事ですよね。
 
 ところで、私が主宰します“未来経営塾”で「業種別生き残り戦略シリーズ」
を行っています。生き残りのための具体策が中心で分かりやすいと大勢の方に喜
んでいただいています。

 来月3月6日(木)には「印刷業の生き残り戦略パート2」です。ぜひご参加く
ださい。またこの経営塾につきまして印刷業界紙“印刷ジャーナル”の2月15日
発刊号にて紹介されましたので、ぜひご高覧ください。

 さて、今回は当社における営業・収益力アップの切り札である当社のシニアコ
ンサルタント 山田 喬が「経営におけるスピードの重要性」について述べます。

★★★“経営はスピード”の意味するもの★★★

A社長との会話

私:経営はスピードです。時代は変化しています。同業他社との競合に打ち勝っ
 て利益を上げるためには、地方の企業も、これまでの経営のやり方を改革する
 必要があると思います。
A社長:私には、経営はスピードだという考えがわかりません。重要なのは、間
 違わない経営。スピードを追い求めて、失敗し、後戻りするのが、私は嫌なの
 です。失敗するくらいなら、時間をじっくりかけて確実な経営をしたい。

私:企業の最大の使命は、「企業を存続」させること。存続することによって、
 株主に利益を還元し、従業員の処遇を改善し、将来企業を拡大・発展させるた
 めの投資を実行することが必要です。そのためには、お金が必要、つまり利益
 が必要です。利益を上げることによって、はじめて、企業の存在価値である世
 の中に貢献しているということが言えるようになるのではないでしょうか。
A社長:スピードを上げれば、利益が増大するということが私にはわからない。
 また、力もないのに、いたずらに企業規模を拡大しようとしても失敗につなが
 るような気がする。今までつちかってきた経験に基づいて、私がやってきたこ
 とが無駄にならないように、じっくり考えて、じっくり経営に取り組みたいの
 です。

私:社長がじっくり考えて、失敗のない経営を行ないたいという気持ちはよく理
 解できます。ただしじっくり考えるということは、中長期的な経営ビジョン・
 経営計画を持つということだと私は理解しています。その中長期的な当社の発
 展計画を作ってみようではありませんか。
A社長:確かに、じっくり、失敗のない経営といっても、具体的なスケジュール
 がなければ、従業員に理解を得られないでしょうね。

 先日、このような会話を、A社長と交わしました。この後、帰路電車に揺られ
ながら、この会話について考えてみました。

 コンサルタント業に入って、この数年間、どちらかといえば、資金繰りの面で
危機的な状況にある企業とのお付き合いが多く、とにかくスピード第一の経営改
革を主に経営コンサルを行ってまいりました。しかし、黒字化は達成しており、
まだ繰り越し損失はあるものの、資金繰りの面でも、精神的な面でも、やや余裕
の出てきたA社長のようなケースも増えてきています。

 私たちが経験した高度成長期の日本においては、ひたすら、拡大成長を目指し
て、いかにスピードを上げて日々の業務に取り組むかが最大の経営課題でした。
そのために必要なのは、強力な力を持った経営者と時間に関係なくがんばる猛烈
社員の組み合わせであったと思います。社会全体のトレンドが拡大・成長方向に
あったわけですから、ハードルの高い目標・計画を経営者が立て、その達成に向
けて従業員が必死にがんばれば、企業は成長・発展したのです。

 しかし、現在のように経営環境の変化が激しく、正直言って、現時点が好況な
のか、不況なのかもよくわからないような不確実な時代において、何が正しい判
断で、何を優先的にやらねばならないかは日々変っていってしまいます。そのよ
うな状況の中で、経営者がいちいち具体的な指示を出し、それを従業員が待って
いたのでは世の中の変化に追いついていくことはできません。

 このように考えていくと、A社長のように、世の中のスピードということを逆
手にとって、じっくり、間違わないよう、とことん自分の会社の本質・存在意義
を考え、会社の中長期ビジョン・方針を策定する。一方、従業員には、この経営
ビジョンを徹底してたたきこみ、日々の業務は従業員が経営ビジョンと企業・社
会の原理・原則に基づいて、スピードをもって判断・行動できるような社員に育
成していく。A社長の会社はこのような方針でいくのがよいのかな、と考えなが
ら、電車の心地よい揺れに、身をまかせました。

               未来事業 シニアコンサルタント  山田 喬
             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 いかがでしたか?

 「時は金なり・タイム イズ マネー」という言葉がありますが、我々にとっ
て命の次に大事なものが“カネ=時間”でしょう。その“命”さえも“時間のつ
ながり”とも考えられます。
 
 どなたもご存知のピーター・ドラッカーが「成果を上げるものは、仕事からで
はなく時間から始める」と言っています。トヨタ生産方式の“ジャストインタイ
ム(JIT)」は時間をいかに短縮するかが課題で、経営にとって最も大事なこ
とは経営のスピードであり、これをいかにスピードアップするかというところに
あります。

 収益力向上のために、いかにして経営のスピードアップを図ったらよいかなど
必要とあれば、私たちが皆様の会社の成長・再生のために全力でお手伝いをいた
します。

                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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 私「常識破りの経営プロデューサー吉岡憲章」が多くの修羅場で、陣頭に立ち
指揮をとり続けてきた実体験に裏づけされた独特の解決手法を伝授しましょう。

シリーズの第1弾として12月5日「印刷業の生き残り戦略」続いて1月9日に「製
造業」を行いました。2月6日には「建設業」生き残りのための具体策を中心に分
かりやすい経営塾を行いました。引き続き第2弾を行います。

          〈経営塾後、個別のご相談コーナーも予定しております〉

<お申込み受付中> 

■『事例に基づく 業種別生き残り戦略シリーズ 第2弾』
   
◆日程:3月6日(木)16:00〜18:00

◆内容:『印刷業の生き残り戦略 パート2』  
   
◆講師:第一部  吉岡 憲章 経営プロデューサー    
    第二部 松本 長久 金融コンサルタント

◆受講料:3.000円
        ・但しメルマガの購読者または経営会員の会員様
        ・一般の方は5.000円となります。

◆会場:永谷フリースタジオ 新宿 
◆住所:東京都新宿区歌舞伎町2-45-5 新宿永谷ビル8F
              (JR新宿駅西口から徒歩7分)
   
    お問い合わせ先:03-3367-8732 (担当:松本 塩島)

    詳細ページ: http://www.mirai-j.co.jp/sikinguri_seminar.htm
    お申し込み: http://www.mirai-j.co.jp/seminar_form02.htm
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4月以降の内容は是非ホームページでご確認の上お申込みください!

■『事例に基づく 業種別生き残り戦略シリーズ』
   

◆日程:4月3日(木)16:00〜18:00 〜製造業の生き残り戦略・パート2〜

   詳細はコチラ⇒ http://www.mirai-j.co.jp/

  では会場でお会いできることを楽しみにしております! 吉岡 憲章
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 □吉岡憲章のコラム 
『景気の落ち込むニッパチ、今がチャンス!』『前髪の美少年後ろは毛がない!?』
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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル5F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】 hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】 http://www.mirai-j.co.jp
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