東京新宿「執念の経営コンサルタント」未来事業！ 経営コンサル タント情報のe経営コンサルタント通信ならびに経営セミナー「未来経営塾」が大好評中。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2013/7/31
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＿＿＿＿／/∨＼＼＿＿＿＿ 　　　社長の夢を現実に！元気・やる気・利益！　
＿＿＿／　祝！　 ＼＿＿＿ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
＿＿／　メルマガ　 ＼＿＿ 　　　　　経営プロデューサーレポート　Vol.650　　
＿／　６５０号記念　 ＼＿ 　　　　　　　　　　　　　　　
／　　　　　　　　　　 ＼ 　　　　　　　　　　　　　 　　特　集　号 　　
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おはようございます！
　経営プロデューサー　吉岡憲章です。ご存知“常識破りの再建請負人”です。

　さて、当メルマガも今号で650号を迎えることができました。発刊以来ついに
13年を経過したことになります。
　この間、身体を壊して入院し手術をしたときも、海外に出かけた時も1回たり
とも欠かすことなく継続できましたことは、ひとえに読者の皆様の激励とご支援
があったからです。こころからお礼申し上げます。

　13年前は丁度西暦2000年でした。そのころはネットが始まったばかりで、メル
マガというものも余り耳慣れない時代でした。その中で手探りをしながら「中小
企業の皆様の経営に役立つ、ほんものの内容」に徹することを理念としてまいり
ました。

　おかげさまで、現在は実質的には10万人を超すほどの大勢の方々に継続してお
読みいただくまでになりましたことを感謝いたしますとともに、さらに充実した
内容へと成長させていきます。皆様のさらなるご指導とご支援を賜りますことを
お願いいたします。

　一方、この13年の間にわが国の中小企業を取巻く経済環境は全くの停滞を続け
ました。政治の低迷の結果ということになりますが、やっとこの先アベノミクス
効果が期待できるかなというような感じがしはじめてきました。
　
　しかし、この恩恵を受けるのも大企業からというのがわが国の産業構造です。
私たち中小企業はまだまだ厳しい環境が続くことでしょう。

　私ども未来事業は、皆様が目指す経営の健全化、成長を実現できますよう、全
力をあげてお手伝いをしてまいります。ぜひ、私どものプロの力をご活用くださ
い。
　“経営は経験の科学”これが私のモットーです。自分自身が実経営を積み、多
くの臨床指導を体験することによってのみ、本当に役立つ技術とこころを磨き上
げていくことができると確信しています。

“これでよい”という終着のない世界ですが、より多くの中小企業の皆様が健康
になることを願い、メルマガ1000号に向かって日々研鑽を積んでまいります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　【経営プロデューサー　　吉岡　憲章】

　さて、この13年の間でも、私たちは最も過酷な試練を天から与えられました。
あの“3・11東日本大震災”です。この悲劇を将来とも忘れてはなりません。

　650号発刊記念として仙台でご自身とご家族が被災された株式会社ホップステッ
プ社長島田新一郎様に特別寄稿をお願いいたしました。あの惨事を体験された方
でなければ書けないことを執筆いただきました。ぜひご高覧いただき、被災地の
皆様に思いを馳せていただければ幸いです。

★★★被災と復興の苦境から見えてくるもの★★★

　　　　　　　　　　　　株式会社ホップステップ代表取締役社長　島田新一郎

　あの震災被災での津波にて自宅を消失してから、2年半が経とうとしています。
家族6人は、就業や就学の事情もあって、3カ所に分かれて生活をしており、一日
でも早い故郷への帰還と一緒の生活をと願うものの、最短でも、ゆうにあと2年
は要するのが実情です。
　
　震災直後、あれほど「千年に1度の災害」と喧伝したにも関わらず「千年に1度
の復興対応」が整えられない、この国の行政への苛立しさは募るばかりです。
　
　87歳の母にして「生きているうちに戻れるだろうか」とのため息交じりの言葉
が口を突き、加えて子ども一人は慣れぬ生活環境と人間関係とで「うつ病」に陥
り、引き籠りがちとなり「震災は何もかも奪うのか」「震災は人災になったのか」
との恨みも増す思いです。
　
　一方、企画を生業として来た会社ですが、東北地区のクライアントにも影を落
とし、震災後は「30％超」もの受注減という形で表れてきました。震災前までの
5期連続の黒字化達成も吹き飛び、未だに回復へと向き直す底が見えないものがあ
ります。
　
　自宅流失、家族分散と罹患、経営危機、さらには先の見えない復興への不安に
覆われ、時として、胸が潰れる思いに陥ることもしばしばです。
　
　そんな時、決まって思い返す情景と言葉があります。それは、震災直後、2日
間過ごした避難先の体育館で「起きた事実を受け入れる」という言葉がずっーと
頭の中で木霊していて、3日目にはすぐさまに仙台にマンションを借りる手配す
るなどの行動を開始しました。

　それは、昔からご縁ある人達の言葉で、その方たちは、突然に両腕を失ったり、
失明をしてしまったりしましたが、今では多くの人々からリスペクトされる「い
ぶし銀のような生き方」をされています。

　彼らも当初は、突如として不遇の境地に陥り「なぜ俺だけが不運なのか」とか
「これからの夢が無くなった、不幸になってしまった」と運命を呪う思いに支配
され、自殺まで考えたが「起きた現実を受け入れた」時から「歩くことができる
足がある」「人を励ます詩が作れる頭がある」「義手を使えば絵が描ける、釣り
もできる」「目が見えずとも諳んじて講演もできる」といった具合に「起きた現
実を受け入れたら、失ってもできること」が思い描け、目標を立てては挑戦し、
目標を達成する喜びを掴みとり、今日に至っているのです。

　そうした彼らとの出会いと言葉が、震災からの大きな支えと心構えを作ってく
れ、心萎える時は、彼らの揮毫や便りを開いては、次の歩みのエンジンとしてい
ます。

　「起きた現実を受け入れる」ことができないと、自分の「不遇」を嘆いたり、
愚痴や言い訳のネガティブな毎日を送ることに陥りかねません。それは、自己正
当化を重ねる「自己逃避」でもあります。目標を掲げて生きる「自己挑戦」の出
発点が「起きた現実を受け入れる」ことにあるのだと気づかされ、背中を押して
いただいています。

　お蔭で、家族の目標も掲げ、また会社設立以来21年間続けて来た事業の強みを
分析して、新たなビジネスモデルも描いて実践し始め、支持も次第に広がり始め
つつあり、捲土重来に向けた芽もまだまだ小さいものですが、膨らみつつありま
す。数年後には「あの震災被災が企業に大きな契機を与えたくれた」と感謝への
思いに立てるように努めていきたいと思っています。

　地方紙に掲載されている宮城県内の被災企業での再生を話す経営者の言葉をみ
ても「本物を作っていれば必ず生き残っていける」「人を幸せにしたい」という
企業理念の再構築や自社の担うべき役割の再認識を伝えていたり「町の再生なく
しては企業の再生は意味がない」「新たな雇用を生むために新しいモノづくりに
挑戦する」といった地域再生に寄与する企業の使命を鮮明に伝えています。

　ブッダは「この世は一切皆苦」であると伝え「心の修練によって一切皆苦の泥
沼から抜け出す」とも説きました。この世の苦しみを消すには「自分の心のあり
方、モノの見方を変えるしかない」とも説いています。

　今次の震災と、復興のプロセスの中で、震災被災地の経営者は「企業は何のた
めに、誰のために、何を為すか」という本義を掴むという心の修練のために与え
られた機会となっていくことを願うものであり、私もそうなるべき機会にしてい
きたいと思う次第です。

　企業経営者にとって、震災に限らず危機に陥ることは日々、そしてあまたある
ものと思いますが、そうした機会こそ起きた現実を受け入れて企業の本義を掴む
ための一つのチャンスとして活かすことも大事な視点ではないだろうかと、被災
から復興を目指している一人としてお伝えしたいのですが、いかがでしょうか。

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　いかがでしたか？

　本当に地獄のような惨事を体験された方の言葉には、理屈なく納得させられま
すね。
　ホップステップの島田社長は、お馴染みの“せんだい法人会”の編集もされて
おりまして、私も大変親しくお付合いをさせていただいております。私どもも島
田社長を通じて被災地の皆様に少しでもお役に立てるようにしたいと常に思って
おります。
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　なお、何度も申し上げますが“収益力をもっと上げましょう！”
私どものクライアントの中では1年間で利益を10％以上も改善する企業がどん
どん出てきています。ぜひ、このような前進をわが手で実現してみませんか。
私たちが責任をもって徹底的に応援します。

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◆日程： 平成25年8月8日（木）16：00〜18：00
　　　　
◆テーマ：『成長へつなげる経営』
　　　　　　　　　　　　　　　
◆内容：第一部　＜事業承継と組織再編 3＞ 　
　　　　第二部　＜100日戦争事例　秘伝：経営に役立つ定点観測＞

◆講師：第一部　西山　太郎　公認会計士　　
　　　　第二部　石黒　和男　シニアコンサルタント　


◆受講料：3.000円
　　　　　　　　・但しメルマガの購読者または経営会員の会員様
　　　　　　　　・一般の方は5.000円となります。

◆会場：永谷フリースタジオ　新宿　
◆住所：東京都新宿区歌舞伎町2-45-5　新宿永谷ビル8F
　　　　　　　　　　　　　　（JR新宿駅西口から徒歩7分）
　　　
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　　　　お問い合わせ先：03-3367-8732　（担当：松本　塩島）

　　　　詳細ページ:　http://www.mirai-j.co.jp/sikinguri_seminar.htm
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◆今後の経営塾：9月5日（木）16：00〜18：00

◆テーマ：『成長へつなげる経営』

◆講師：第一部 松本　長久　金融コンサルタント 　 　　
　　　　第二部 吉岡　憲章　経営プロデューサー 　
　ご期待ください！
　　　　会場でお会いできることを楽しみにしております！　吉岡　憲章
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【発行者】　未来事業株式会社　経営プロデュースオフィス　代表　吉岡憲章
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