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 おはようございます!
 経営プロデューサー 吉岡憲章です。ご存知“常識破りの再建請負人”です。

 ゴールデンウィークも終わりましたが、いかがお過ごしでしたか?ご家族と混
雑の中を旅行や故郷に帰られた方、久しぶりにじっくりと休養された方、それど
ころかこの期間こそ稼ぎ時と普段の数倍も頑張られた方・・・色々と思います。

 さて、私はこれまでに数え切れないほどの中小企業の経営再生のお手伝いをし
てきました。その中でも1年ほどの短期間で生き返った多くの企業と残念ながら
破綻の道を選ばなければならなかった会社があります。

 それぞれの企業が同じように厳しい経営状態に追い込まれていながら、この生
死を分けた分水嶺は何か、ということを今回は再生に成功した企業について考え
てみますと、以下のようなポイントが共通していることが分かります。

<生き返った会社に共通する特長>
1.社長が「とにかく指導されたことはすぐに実行!」と改革の先頭に立った
2.現在の厳しい経営の実態をガラス張りで社員にオープンし「皆で力を合わせて
  頑張ろう!」と幹部・社員の心をひとつにまとめたこと
3.会社、部門ごとの計画を明確にし、達成のための目標を数字でしめしたこと
4.まず、役員報酬を下げ、会社でムダ削減の活動を展開したこと
5.毎日計画に対する進捗を厳しくチェックし、改善内容をフォローしたこと
6.個別原価管理を徹底したこと
7.計画的営業活動を導入したこと
8.遊休資産の売却処分を積極的に行ったこと

 改革のポイントはざっとこのような点なのだということがお分わかりいただけ
たことと思います。


 さて、今回は当社における金融対策の切り札である奥山孝司専務取締役のお馴
染み「金融機関との上手な付き合い方」シリーズ、今回は「銀行から見た経営者」
についてです

★★★金融機関との上手な付き合い方★★★

 銀行は、中小企業のどこを見ているかと聞かれることがあります。銀行が一番
着目しているのが経営者です。特に中小企業では経営者がすべてといっても過言
ではありません。

 バブル全盛期でも、経営者の人柄、信用、経営姿勢という点にポイントを置い
て審査していた銀行は、不良債権で苦労しているところは少ないといわれていま
す。逆に、決算書や担保条件のみで審査していた銀行は焦げ付きで苦労している
ケースが多いようです。

 具体的なポイントは、自分の会社についていろいろな視点から見ることができ
るかどうかです。たとえば技術畑出身の社長が、マーケット度外視の商品企画を
技術的な興味だけで採用していたら、会社は先細りしてしまいます。いろいろな
視点から見ることのできる柔軟さがあって初めて、会社を取巻く外部環境の変化
に対応できるのです。

 次に、経営者に財務的素養はあるかどうかです。経営者が経理をできるかどう
かというのではありません。経営者にとって会社の実状が計数的に頭に入ってい
るかどうかということが大変重要です。計数を知らないと資金繰りに影響が出て
きます。

 次は、人の話に耳を傾けることができるかどうかということです。中小企業の
経営者には、ワンマン経営者が多いと言われています。ワンマンにも良い面はあ
ります。経営の意思決定が早く、何より経営責任が明確です。ただ経営者も人間
ですから、完全ではありません。自分にとってわからない点を謙虚に人に聞ける
かどうかという点も大切です。またわからない点を補ってくれるのが部下である
場合は、その部下をうまく使いこなしているかどうかということも重要なのです。

 次は、経営者が正直かどうかです。経営者の中には銀行員の前で調子の良い話
ばかりする方がいます。本当の話なら何の問題もないのですが、銀行員はどうせ
業界事情に疎いから口先でごまかしてやろうと思わせるのは、かえって逆効果に
なりかねません。

 銀行員は、人や企業を見る目があります。その会社が本当に儲かっているのか、
本当に将来がバラ色なのかといったことは、従業員、仕事場の活気、業界他社の
動向、噂話、在庫状況などからわかるものなのです。

 経営者が会社の現在の状況に目をつぶり、バラ色の将来にばかり目を向けてい
ると、銀行員はその会社を警戒するようになります。銀行員も人間です。悪いと
ころがあればかえって包み隠さず、経営者自ら客観的に分析し改善策を提示し、
相談するこが必要です。そして、銀行に意見を求めた方が、経営者はそこまで自
分を信頼してくれるのかと意気に感じるものなのです。経営者は正直であること
が鉄則です。

                   未来事業 専務取締役 奥山 孝司
               ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 いかがでしたか?

 私が前段で「生死を分ける分水嶺」について説明しましたが、金融機関が見る
経営者像もこれと同じような視点があることもおわかりいただけると思います。

 さて、わが社の経営の再生を何とか実現したい、資金繰りをどうやって解決す
ればよいのかなどお悩みの経営者の方は、ぜひ“転ばぬ先の杖”としてご相談く
ださい。

*利益創出・融資・資金繰り・円滑化法終了対応などに関するお問合せ先
⇒ http://www.mirai-j.co.jp/form.htm

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                 【経営プロデューサー  吉岡 憲章】



 私「常識破りの経営プロデューサー吉岡憲章」が多くの修羅場で、陣頭に立ち
指揮をとり続けてきた実体験に裏づけされた独特の解決手法を伝授しましょう。
経営者の悩み“資金繰り”を克服し“収益力をアップ”させ“元気”と“やる気”
が出る経営塾です。
         〈経営塾後、個別のご相談コーナーも予定しております〉

◆日程: 平成25年5月9日(木)16:00〜18:00
    
◆テーマ:『成長へつなげる経営』
               
◆内容:第一部 <最新情報  中小企業の支援体制について>  
    第二部 <収益アップに大挑戦>   

◆講師:第一部 松本 長久 金融コンサルタント   
    第二部 吉岡 憲章 経営プロデューサー

◆受講料:3.000円
        ・但しメルマガの購読者または経営会員の会員様
        ・一般の方は5.000円となります。

◆会場:永谷フリースタジオ 新宿 
◆住所:東京都新宿区歌舞伎町2-45-5 新宿永谷ビル8F
              (JR新宿駅西口から徒歩7分)
   
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    お問い合わせ先:03-3367-8732 (担当:松本 塩島)

    詳細ページ: http://www.mirai-j.co.jp/sikinguri_seminar.htm
    お申し込み: http://www.mirai-j.co.jp/seminar_form02.htm
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◆今後の経営塾:6月6日(木)16:00〜18:00

◆テーマ:『成長へつなげる経営』

◆講師:第一部 西山 太郎 公認会計士     
    第二部 石黒 和男 シニアコンサルタント 

 ご期待ください!
    会場でお会いできることを楽しみにしております! 吉岡 憲章
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 □吉岡憲章のコラム 
『3年の猶予!暫定リスケの条件』『100日戦争であなたの会社の未来を創ろう!』
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『美生柑…和製グレープフルーツのお話』『風邪予防、疲労回復、整腸作用!』
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【発行者】 未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
【本 社】 東京都新宿区西新宿7−8−2 福八ビル5F
【主要業務】経営プロデュース(経営改革・発展の指導支援) 講演 執筆
【MAIL】 hanjou-1@mirai-j.co.jp 【URL】 http://www.mirai-j.co.jp
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