e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

 

  ┏┿儲かる会社にしようじゃないか!━━━━━━━━━━2012/7/18━━━━┓
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  ┏┫   ┏┫★ 社 長 の 夢 を 現 実 に!★┣┓           ┣┓
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  ┗━┛ ┌╂┘元気・やる気・利益┌╂┘Vol.598       発行部数 51,631部
          
                          【吉岡憲章経営プロデューサーレポート】
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おはようございます!
経営プロデューサー 吉岡憲章です。ご存知“常識破りの再建請負人”です。

 さて、厳しい経営に追い込まれますと経営者の頭の中は「この苦難を乗り越
えるために、どうしたらいいだろうか?!」と思い悩みます。
ましてや「来春には金融円滑化法も終了するというけれど、ウチはどうなっち
ゃうのだろうか?」と考えるとパニック状態になってきます。

 こんな時には、ひとまず心を落ち着けて「何を最重要に取り組むか」というこ
とを考えてみてください。

 債務超過の会社が1年後に再起できた例と残念ながら倒産したケースのそれぞ
れ1500社ずつに対して「この1年間一体何に重点をおいて対策をしてきたか」に
ついて調べたところ、次のような結果が出ました。

★1年後に倒産した会社が重点を置いた行動
  ・金融機関、取引先への出資融資要請
  ・経営者の個人保有資産の投入
  ・経営者個人名義での借入金投入

★1年後に再起できた会社が重点を置いた行動
  ・営業販売活動強化
  ・役員、従業員の報酬賃金カット
  ・仕入、外注費のコストダウン

 倒産した企業も、再起できた企業もどちらも同じように債務超過で苦しんでい
る中で、どちらも同じように資金調達に忙しかったことは疑いもありません。し
かし「何に重点を置くか」によって、1年後には天国と地獄ほどの差が出てきて
しまうのですね。

 とにかく、いくら経営が厳しくても「目先の資金繰り」にうつつを抜かすので
はなく、経営体質を変革させ“収益力をつける”ことに全力を尽くせば活路が開
けてくるということを証明してくれていますね。

 さて、今回はおなじみ当社の“ムダ取りの第一人者”と言われておりますシニ
アコンサルタントの石黒和男が“数字を背景にした経営”について述べましょう。

★★★ 数字力を身につけよう! ★★★

 世の中にはいろんな数字があふれています。
数字は、他人に何かを伝えたり、説得したり、考えたり、実行したりするために
必要な道具ではないでしようか。

 もし「今月の品質は向上しました」「生産性は大幅に上がりました」と報告を
受けても数字で示されませんと目標に対して達成されているのかどうかわかりま
せん。

 社内での報告・連絡・相談はもちろん、社外の人や企業と交渉・取引するのに
も数字は必要となります。それも、実績値、比較値の裏づけのあるものを示せば、
交渉相手の納得度も高まるのは確実です。

 今でも鮮明に覚えていることは、私の17歳の誕生日のことでした。
日本プロ野球史上初めての天覧試合が6月25日に行われました。昭和天皇、皇后
両陛下が初めて観戦された巨人対阪神戦でミスター長嶋が阪神のエース村山投手
からサヨナラ本塁打を打ったことを昨日のことのように思い出します。

 それ以来、ミスター長嶋の背番号「3」のファンになりました。この「3」とい
う数字は、人前で話すときには「要点は3つです」と言ってから話し出すと、聞
き手は頭に入りやすいし、自分にとってもリズムよく話すことができます。

 会社の中でも数字や法則とは無縁ではありません。「組織2対6対2の法則」と
いうものをご存じでしょうか。
  会社組織は2割の人が全体をリードし、6割の人はいてもいなくても支障がなく、
残りの2割の人は業績の足を引っ張っているということです。

 私の地元で7月16日に浜降際が行われました。このお祭りは関東三大奇祭の一
つで、茅ヶ崎海岸に早朝5時より約40基の御みこしが集まり、毎年10万人が訪れ
るという壮大なお祭りです。テレビでも取り上げられていますので、ご存じの方
も多いと思います。

 このお祭りに参加するために、5月から5回ほど練習用御みこしをもとに、担ぎ
方の訓練を行いました。最初のころは「組織2対6対2の法則」というキーワード
から読み解くと、2割は一所懸命御みこしを担ぎ、6割はまぁまぁであり、残り2
割の人はぶらさがっているだけでした・・・そこで、リーダーを育てることにし、
ぶらさがりをなくすことに努力しました。いまでは「組織2対8対0」のレベルにな
り、不要な法則となりました。

 2対8で思いだすのは、イタリアの経済学者パレートが発見した「パレートの法
則」と呼ばれるものです。この法則は大変応用範囲の広いものです。
  例えば「得意先100社のうち上位20社の売上高合計は、売上全体の8割近くを占
める」これがわかると次に打つ手も見えてきます。

 このように、数値化は経営の基本です。数字で示されて初めて具体的な行動が
伴ないます。ぜひ、数字力を身につけて利益に役立てていきましょう。

          未来事業株式会社 シニアコンサルタント 石黒 和男
             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  いかがでしたか?

 「経営は国語で考えるな、数学で考えよ」という言葉もあります。情緒が先走
る経営は失敗しますし、数値をもとに筋を通した戦略は成功の確率が高いのです
ね。

 経営再生、資金繰りそして収益力をアップするためにどうしたらよいか、わか
らないこと、悩んでいることがありましたら、ご遠慮なく問い合わせください。

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                  【経営プロデューサー  吉岡 憲章】

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 私「常識破りの経営プロデューサー吉岡憲章」が多くの修羅場で、陣頭に立ち
指揮をとり続けてきた実体験に裏づけされた独特の解決手法を伝授しましょう。
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が出るセミナーです。セミナー後、個別のご相談コーナーも予定しております。

『経営力アップ秘伝シリーズ 2』      7月26日(木)16:00〜
         1. 利益創出戦略のすすめ
         2. 金融円滑化終了に備える 

『一年で儲かる会社にしようじゃないか』   8月28日(火)16:00〜
         1. 経営改革100日戦争
         2. 資金繰りと金融戦略

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1.中小企業を取巻く経済環境

2.金融円滑化法終了が中小企業の息の根を止める
  1)“実抜計画”の高い壁を乗り越えるには
  2)“計画未達”は命取りになる
  3)円滑化法を利用しない企業も他人事ではない
  4)劣後ローンの利用で救われる可能性の検討

3.儲かる会社にするために
  1)わが社の経営力はどのレベル?
  2)いざ“100日戦争”に突入
  3)改革三原則をわきまえる

4.収益力をアップさせる
  1)リストラの追求と実行
  2)経営のスピードアップをはかる
  3)こうすれば経費削減ができる
  4)“下がらぬ原価はない”粗利増加の決め手
  5)“顧客償却の法則”によって売上目標を達成する

5.効率的な営業戦略の展開
  1)顧客が求めるものは何か
  2)“提案営業”とはこういうこと
  3)営業マンを増やさずに売上を上げる
  4)攻略先の落とし方
  5)営業マンに何をさせるか

6.資金繰りと金融戦略
  1)金融機関への融資要請はこうする
  2)融資審査への効果的対応
  3)銀行マンの特性を知る
  4)銀行の手の内は?
  5)資金調達の具体的な方法
 
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 □吉岡憲章のコラム 
『金融円滑化法来年3月まで延長』『来春、中小企業は大変な事態に襲われる・・』
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『七月十日納豆の日、納豆を食べよう!』『日本特有の発酵食品、血栓の溶解作用』
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