経営者のための健康相談室



      みらい本舗
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経営者の皆様に役立つ健康(食生活)情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。


【経営者のための健康情報Vol.154】



★ インフルエンザ対策 ★



    

 今年に入り、インフルエンザが猛威を振るっています。小中学校では学級閉鎖が相次ぎ、こまめな手洗いなどのインフルエンザ感染への注意を呼びかけています。

<インフルエンザ報告全国総数>
・142,144 人(前週比+66,568人)
(※ 2017年3週 1月16日~1月22日)

インフルエンザ報告数が多い都道府県

順位

都道府県

人数

前週比

1

東京都

11,861

5,566

2

神奈川県

11,741

6,007

3

埼玉県

9,666

4,573

4

愛知県

8,280

3,456

5

千葉県

8,148

3,839

 ※ 2017年3週 (1月16日~1月22日)             《参照》 厚生労働省

  
                        


[緑茶でインフルエンザ予防]

殺菌効果の高い緑茶
インフルエンザの予防には緑茶も効果を発揮することが分かっています。
緑茶の効果
★緑茶には殺菌効果の高い、カテキンとテアニンが含まれていて、インフルエンザのウィルスの働き
 を弱める作用がある。
★ビタミンCも含まれているので疲労回復にも効果がある。
★緑茶はその他にカフェインも含まれる飲み物として知られていますが、そのカフェインも発熱した時
 に発汗を促進して熱を下げて、血行を良くする効果がある。
 緑茶に含まれるカテキンを成人の場合は1日1グラム摂るのがいいと言われていて、煎茶にすると
 14~15杯ほどになります。
 毎日継続して飲むとインフルエンザの発症率が50%も減るという研究結果も出ていますから、毎日
 の食事の時やお茶の時間に、積極的に緑茶を飲むように心掛けるだけでインフルエンザの予防効
 果が期待できます。
 また、飲まなくても緑茶でうがいをするだけでも、カテキンの殺菌効果でウィルスの増殖を抑えられ
 るのでこちらもお勧めです。
                 
               



[食べ物でインフルエンザ予防]

             

生姜
生姜にはセスキペルテンという風邪に効果的な成分が含まれていて、咳や鼻水などといった症状を緩和してくれます。また、体を温める作用があるので、日ごろから摂取することで血行が良くなり冷え知らずの体に!冬でもポカポカ元気に過ごせることが、免疫の向上につながるわけです。

ニンニク
匂いが気になるニンニクですが、実はこの匂いの基となる「アリシン」が、血行の流れを良くして体内のウィルスを死滅させてくれるのです。また、疲れが溜まっているなと思うときも、ニンニクをたくさん食べると疲労回復に効果的です。疲労は免疫力の低下をもたらすので、ぜひニンニクで予防しましょう。

柑橘系の果物
みかんやオレンジと言った柑橘系の果物にはビタミンCが豊富に含まれています。
このビタミンCには、風邪を直接治すような効能はないのですが、日ごろから摂取することでウィルスが侵入しにくい体がつくられていくので、まさに風邪やインフルエンザの予防にピッタリです。

                  

                                           管理栄養士 吉岡 美保




うがい、手洗いも忘れずに、しっかりと対策しましょう!!








 
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  お待ちしています!!
  管理栄養士 吉岡 美保

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