経営者のための健康相談室



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経営者の皆様に役立つ健康(食生活)情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。


【経営者のための健康情報Vol.148】



★ 夏負けしない食材…うなぎ ★







 梅雨もやっと明けて、ようやく夏らしい陽気になってきました。
気温がぐんぐんと上がり、今度は夏バテが心配です。そんな時は、うなぎを食べましょう!!

うなぎと言えば土用の丑の日ですが、土用の丑の日は夏だけではなく、春・夏・秋・冬に存在し、2016年は以下の日にちです。

• 冬:1月20日(水)、2月1日(月)
• 春:4月25日(月)
• 夏:7月30日(土)
• 秋:10月22日(土)、11月3日(木)

『土用』とは四立(立春、立夏、立秋、立冬)の前、約18日の期間のことです。

■一般的な『土用』

立春(2/3or4or5)の前約18日間:1/17~2/3頃
立夏(5/4or5or6)の前約18日間:4/17~5/4頃
立秋(8/6or7or8)の前約18日間:7/20~8/6頃
立冬(11/6or7or8)の前約18日間:10/20~11/6頃

しかし、『土用丑の日』にあたる土用は、立秋(8月6日or7日or8日)の18日前の期間です。
この土用というのは、“五行”で定められた暦で、五行とは、木行・火行・土行・金行・水行。

木行:春
火行:夏
土行:季節の変わり目
金行:秋
水行:冬

このような季節の象徴となっています。


                                        管理栄養士 吉岡美保






【土用の丑の日の由来】

土用の丑の日の由来は諸説様々ですが、その中でも一番有名なのは江戸時代の発明家である「平賀源内」によって発案されたと言われています。
江戸時代当時、夏の時期に暑くてうなぎが売れずに困っていたうなぎ屋が知識人としても有名だった平賀源内に相談したところ、丑の日に「う」の字がつく物を食べると夏負けしないという民間伝承からヒントを得て「本日丑の日」と書いて店先に貼ることをウナギ屋に提案しました。
その結果うなぎ屋は大繁盛し、それを見た他のうなぎ屋も真似をして夏の土用の丑の日にうなぎを食べることが広まり、「土用の丑の日は夏のイベント」が定着して一般的になったことが由来になります。

土用の丑の日の食べ物がうなぎなのは、上記のように丑の日に「う」の字がつく物を食べると夏負けしないという民間伝承を平賀源内が広めたことから始まっています。
ただ、その元々の意味としては夏負け(今で言う、夏バテ)をしないために、滋養強壮の食べ物であったうなぎを食べる風習が人々に受け入れられたことになります。
うなぎは、栄養学的に見てもタンパク質や100グラムの蒲焼きで必要量の2日分が摂れるというビタミンAをはじめ、ビタミンB1・B2・D・E・などのビタミン群、そしてカルシウムや鉄分といった 体に必要な栄養素 が、これでもかというほど豊富に含まれている食べ物です。
うなぎに特に多いビタミンAは粘膜を強化して病気を予防し、ビタミンB1は疲労回復に効果が高く、ビタミンB2は細胞の再生と成長に関係し、そして他にも老化防止や高い抗酸化作用など体を守る要素と強くする要素が充実しています。
ですので、夏バテや熱中症の予防と対策から、暑さで弱りがちな夏の体にとって重要な意味を持つ食べ物になるのです。
うなぎも含めた夏バテに効く食べ物と栄養素について詳しくまとめた記事は、こちらになりますのでご紹介します。

近年では、うなぎの効能に改めて注目が集まったことで夏以外の土用の丑の日にも、コンビニやスーパーなどでも季節に関係なくうなぎを販売するようになりました。
ですので、うなぎの蒲焼だけでなくうな重やうな丼など、いつの季節でもいろいろな食べ方で楽しむことができますね。
ただ、時にはうなぎの油が重く感じる場合は、ひつまぶしにするとお茶漬けのようにサラサラ食べられて油も流れてさっぱりとしていますので、食欲が落ちやすい夏にはおすすめの食べ方になります。










 
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  管理栄養士 吉岡 美保

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