みらい本舗
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経営者の皆様に役立つ健康(食生活)情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。
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【経営者のための健康情報Vol.127】
秋の花粉症
■今月は要注意!花粉症
今年は猛暑日が続いてやれやれと思っていたら、今度は急に肌寒くなりましたね。気温差が急激なので、体調を崩す人も多いみたいです。
また、この時期は台風の時期で気圧も変化が激しいです。台風や寒冷前線が近づくとアレルギーがひどくなるといわれていますが、これは気圧と関係があります。 事実、喘息発作の好発時期は、季節の変わり目である梅雨時と秋であり、入院患者も9、10、11月に最大となります。
そういえば、最近鼻がムズムズするなんて方いませんか。これも「秋の花粉症」が関係していると思われます。ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどが主な原因であり、今月いっぱいがシーズンだそうです。
風邪との違いは「鼻風邪の鼻汁は数日後には粘っこくなってくるのに対し、花粉症は毎年同じ時期に起こり、鼻汁はずっと水っぽいまま」とのことです。また「予防が第一の春の花粉症に比べれば、秋は症状が起きてから治療を受けても遅くない」といわれています。
■バランスよく食べて抵抗力のある体づくりを
食生活が不規則だと、栄養バランスが崩れ、免疫機能に異常が起こりアレルギーになりやすい体質を作り出してしまいます。そこで、色々な食べ物をバランス良く食べるという食生活が、抵抗力のある体づくり、ひいては、花粉症の予防にもつながるのです。
米などの主食、肉や魚介、豆腐の主菜、野菜中心の副菜、というように、一回の食事でバランスがとれるように栄養素を摂取することが大切です。特に体に抵抗力をつけ、免疫力を高めるビタミン、ミネラルが不足しないようにしましょう。
白身魚などに多い良質のたんぱく質は免疫機能を正常に保ち、さば、あじ、いわしなどの青背の魚の脂肪に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)はアレルギー症状を抑えるといわれています。
肉、卵、乳製品などのとりすぎはアレルギー体質になりやすいといわれているので、 控えめにしましょう。
未来事業 管理栄養士 吉岡美保
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