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経営者の皆様に役立つ健康(食生活)情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。
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【経営者のための健康情報Vol.111】
ズッキーニ |
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梅雨の時期になりました。朝晩と昼間の温度差もあり体調管理をしっかりと整えていきたいものです。
夏野菜を上手に活用して旬の美味しさと栄養を体に取り込みましょう。
【ズッキーニ】
かぼちゃには西洋かぼちゃ、日本かぼちゃ、ぺポかぼちゃの3種類がありますが、ぺポかぼちゃの中でも人気が高く、ポピュラーなのがズッキーニです。
メキシコが原産で、本来は「イタリアン・ベジタブル・マロー」という呼び名でしたが、イタリア人が名付けた「ズッキーニ」という名で世界中に広まりました。
日本ではあまり馴染みはありませんが、フランス語では「クルジェット」、英語では「サマースクウォッシュ」と呼ぶそうです。
また、和名は「つるなしかぼちゃ」。いろいろ呼び名がある野菜です。
【栄養成分(1本150g)】
カロリー: 14kcal
たんぱく質: 1.3g
脂質:0.1g
炭水化物: 2.8g
食物繊維:1.3g
特徴的な栄養素:β-カロチン、ビタミンC、E、カリウム
β-カロチンやカリウムを多く含みます。β-カロチンには皮膚や粘膜を正常に保つ効果があるのでガン予防、風邪予防が期待できます。カリウムは過剰なナトリウムを体外に排出して血圧を安定させる働きがあります。低カロリーなのでダイエットにも向いています。
薬効:動脈硬化 がん予防 胃潰瘍・胃炎 高血圧
ズッキーニは油で炒めたり、揚げるなど、油と相性のよい食材です。加熱することで香りが出て、歯ごたえがなすに似て美味しくなります。また、ズッキーニに含まれるβ-カロチンの吸収率をアップします。
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【管理栄養士のおすすめの一品】
このズッキーニは、身が締まってずっしりとした重さがあり、中はとってもジューシーです。市販のズッキーニと比べると、きめが細かくて柔らかいのが特長です。角度によっては黒っぽく見える濃緑色の皮は、元気に育った証です。加熱するとなすのように柔らかく、独特の食感がクセになります。
和食ではあまりなじみがないかもしれませんが、お隣の韓国ではナムルにしたり、フランスではラタトゥイユ(夏野菜のトマト炒め)に欠かせないというほど、海外では古くから親しまれています。クセがないので、いろいろな料理・味付けでお楽しみください。
油との相性が抜群です。炒め物や揚げ物など、なすと同じようにお使いいただけます。
【おすすめ】
生のままカナッペ風、フリッター(天ぷら)、カレーの具、ミートソースの具 |
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フレッシュ・ズッキーニ
(緑/1本)
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未来事業 管理栄養士 吉岡美保
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b
これは便利 !
スマートフォン・タブレット用コーティング剤
保護シートがうまく貼れない方にお薦め!
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