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【経営者ための健康情報Vol.102 万能夏野菜…オクラ】

 

ここでは、経営者の皆様に役立つ健康(食生活)情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。

9月に入ってもまだまだ残暑が厳しいですね。
夏の疲れが残ってはいませんか?体に不調を持ったままだと季節の変わり目にうまく対応出来ずに体調を崩しがちになります。
夏野菜のビタミンをたっぷりとって乗り切りましょう!!

【万能野菜…オクラ】
この夏我が家の食卓によく登場したのが“オクラ”です。
子どもが種を蒔いて育て、立派なオクラが出来ました。
オクラはサラダに炒め物に、スープに煮物に漬物に、超万能な夏野菜です。
ネバネバとした“ぬめり”とプチプチとした食感が特徴です。
ぬめりの元になっているのは、食物繊維の仲間である「ペクチン」と、たんぱく質の仲間である「ムチン」という栄養成分です。
オクラのペクチンは、腸の働きを整え、便秘の解消や糖尿病を、予防する効能があります。一方ムチンは、胃の粘膜を保護してたんぱく質の消化、吸収を助ける効能があります。

オクラにはこの他、βカロテン(ビタミンA)やビタミンC、ミネラル(カリウム、カルシウム)も多く含まれています。
βカロテン(ビタミンA)は、眼や皮膚、粘膜の健康を守り、免疫力を高める栄養成分です。
ビタミンCは、ストレスに対抗するホルモンを作ったり、コラーゲンの合成を助け、全身の組織を丈夫にする働きがあります。また、βカロテン(ビタミンA)と同じく、白血球の働きを良くして、免疫力をアップする効能もあります。
その他、カリウムは、体内の余分なナトリウム(塩分)を排出し、高血圧を改善し、カルシウムは骨の材料になり、骨そしょう症を予防する栄養成分です。

主な栄養、ビタミン(100gあたり)

・カロリー 30kcal
・ビタミンC 11mg
・カリウム 260mg
・食物繊維 5g
・βカロテン(ビタミンA) 670μg
・葉酸(ビタミンB群) 110μg
・カルシウム 92mg

*上記の数値は、生のオクラの栄養の含有量です。

上手な摂り方
オクラのヘタには、苦味があるので調理前に切り落としておきます。表面のうぶ毛は、少量の塩でもみ洗いすると取れます。
新鮮なオクラは、濃い緑色で、全体が白いうぶ毛でおおわれています。ヘタの切り口が、少し変色しているものは鮮度が悪く、栄養、ビタミンが減少しています。

保存方法
オクラは比較的、湿気に弱いので野菜庫に入れるときは、保存袋が結露しないようにすると、鮮度が落ちにくくなります。
また、冷凍保存する場合は、軽くゆでてから、よく水を切っておくことが大切です。


未来事業 管理栄養士 吉岡美保




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管理栄養士 吉岡 美保

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