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【経営者ための健康情報Vol.101 暑い日の効率的な水分補給】

 

ここでは、経営者の皆様に役立つ健康(食生活)情報を集め、管理栄養士の視点でお話させて頂くコーナーです。

 

毎日「暑いですね〜」が挨拶になった今日この頃です。

各地で猛暑の温度が確認され、熱中症で亡くなる方も日々報道されています。 熱中症で倒れてしまう前に適度な水分補給をしていたら… 今回は今すぐにでも実践していただきたい効率の良い水分補給についてです。

人は体内の水分が不足してくると疲労を感じると言われています。

身体が水分不足を感じるのは限界になってからなので、『喉が渇いた』と感じてから飲むのでは遅いのです。水分をとることは代謝を良くして老廃物を排出し、身体を浄化してくれるだけではなく、体温を調節し、栄養を細胞の隅々にまで運ぶ重要な役割をしています。

1日に必要な水分量は、一般的には体重(kg)×30mlと言われていますが、私たちが1日に飲む水の量は意外と少ないものです。例えば、体重50Kgだとすると50kg×30=1500mlとなります。これを1日の活動時間を仮に16時間とすると1500ml÷16=94mlほどです。つまり1時間に100ml程度の水をチビチビ飲んでいると、充分な水分が補給されるのです。ここには食事時のお味噌汁やスープの水分は入れていません。純粋に水として飲んでいただきたい量です。

それでは一度に500ccずつ3回飲むのは?という質問もあると思いますが、そういう飲み方をすると今度は身体が冷えてしまいますので、やはり新陳代謝が悪くなります。ポイントはちょっとずつです。

体内で塩分と水分のバランスが崩れると、水分代謝が悪くなって、むくみや便秘の原因になりますし、老廃物や有害物質の排出にも支障をきたします。暑い季節だけに限らず、年間を通して意識的に、効果的な水分補給を心がけましょう!

●朝起きたらまずコップ1杯の水を飲む

朝1番に水を飲むとまず気分的にリラックスし、ストレスを減らす効果があります。また寝ている間に汗などで失われた水分を補給するとともに、胃腸に刺激を与えて排便をスムースに促します。水が冷たいようでしたら口の中で温めてから飲むと、胃にも優しいのでおすすめです。

●食事の30分前に水を飲む

食事の前に消化管に水分がいきわたることによって、栄養素が身体に吸収されやすくなります。また食前に水を飲むことで食べすぎを予防し、ダイエットには効果的です。

●入浴前後にコップ1杯の水を飲む

お風呂に入る前に水を飲むことで入浴中の代謝を上げ、発汗効果を高める効果があります。入浴後は、汗で失われた水分を補給することを忘れずに!

●寝る前にコップ1杯の水を飲む

寝る前に水分補給することで、寝ている間に大量に汗をかき、血がドロドロになるのを防ぎます。中高年の方は特に大事です。

●1日中ちょこちょこと水分補給

そして1番良いのは、自分の1日に必要な水分量をとることです。
ペットボトルを常に身近に置いて、喉が渇く前にちょこちょこと飲んでください。最初はなかなか必要量を飲めないかもしれませんが、習慣になると水を飲むことが普通になってきます。



経営者(又は奥様)の方々の食生活に関するご質問をお受け致します。
ご質問のある方はm-yoshioka@yr.tnc.ne.jp まで。お待ちしています!!
管理栄養士 吉岡 美保

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